Stirlingとは?

Stirlingとは、exeファイルやシステムファイルなどのバイナリファイルを直接編集することができるバイナリエディタです。
かなり古くからあるバイナリエディタですが、ほかのバイナリデータと比較してシンプルで使やすく、最新のWindows10にも対応しています。
バイナリファイルを直接操作する場合、知識がないとファイルを簡単に壊してしまいますが、バイナリファイル操作に慣れている・バイナリファイルを編集しなければならない時に役立ちます。
他のバイナリデータと比べて非常にシンプルに作られているため、バイナリデータの編集方法わかっている方にとっては非常に便利なつくりになっています。
Stirlingの導入方法
さっそくStirlingを入手していきましょう。StirlingはVectorライブラリからダウンロードできます。
![StirlingはVectorライブラリの[ダウンロードページへ]のボタンをクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/059/179/original.png?1598551975)
![[このソフト今すぐダウンロード]をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/059/180/original.png?1598551976)
ダウンロードしたファイルを解凍しましょう。

使い方が記載されたヘルプファイルのみ標準設定のWindows10では使えませんが、機能が少なく覚えることも多くないので特に必要ありません。
Stirlingの使い方
ここからはStrlingの使い方を簡単に紹介していきます。
ファイルの開き方
![[ファイル]->[開く]をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/059/182/original.png?1598551982)
Stirlingウィンドウに直接ファイルをドラッグすることでもファイルを開くことができます。

開いたファイルは通常のウィンドウと同じように上部の枠をドラッグして移動させられます。
編集方法
バイナリファイルの編集は方法は2つあり、アドレスの数値を16進数で直接入力する方法と文字のアスキーコードを使って入力する方法があります。


編集箇所を選択するときにクリックした場所によって入力方法が変わるので覚えておきましょう。この事を知らずに使おうとすると意図したデータを入力できない・編集できないというトラブルになってしまいます。
構造体編集

![上部メニューの[編集]->[構造体編集]にチェックを入れる](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/059/187/original.png?1598551994)

構造体編集機能は対応している一部のアプリケーションファイルやバイナリ化された設定ファイルなどでしか使えませんが、利用できるファイルであれば使いましょう。
Stirlingの評判

Stirlingは少しだけバイナリファイルをいじる予定がある方に人気があります。シンプルな上にインストールする必要がないので、ちょっとしたバイナリの書き換えで重宝されています。
ただし、現在はかえって機能がシンプルすぎて定番のバイナリエディタではなくなっているようです。ですが、定番ではなくてもシンプルでとても使いやすいため、ごちゃごちゃしていないシンプルなバイナリエディタを求めている方には高評価を得ています。
今もなお初めて利用するバイナリエディタとして使われていることが多いので、バイナリエディタを使うのは今回が初めてという方でも大丈夫でしょう。