File Shredderとは?
File Shredderとは、誰にも見られたくないファイルを完全に削除するためのフリーソフトです。
Windows10でファイルを削除する場合、ゴミ箱に入れたあと空にするという流れですが、実はこれだけだとファイルは完全に削除されません。
実際はファイルにアクセスするための情報だけが削除されており、ファイルのデータそのものは、別のファイルで上書きされるまで残っているのです。
そのため削除したと思ってもリカバリーソフトを使えば復元できてしまうことがよくあります。そんな不完全削除状態にせず完全に削除できるのがFile Shredderです。
評価も高い上に無料で使えるので、完全に削除したいファイルがある場合は使ってみると良いでしょう。
File Shredderのインストール方法
File Shredderのインストーラーは公式サイトで配布されています。
ダウンロードしたインストーラを起動します。
日本語化手順
File Shredderは日本語に対応しておらず、日本語で利用する場合は日本語化パッチを入手する必要があります。
日本語化パッチはこちらから入手できます。
インストール先を変更せずインストールした場合、「C:Program FilesFile Shredder」がコピー先フォルダです。コピーしたら日本語化パッチを起動しましょう。
File Shredderの使い方
ここからはFile Shredderを使ってデータ消去する方法を解説します。
ファイル・フォルダを完全に削除する
ファイル選択画面が表示されるので、削除するファイルを選択します。ファイルは複数選択可能です。
さらに追加する場合は同じ手順で追加しましょう。[ファイルを選択]ではなく[フォルダを選択]からだとフォルダ単位でまとめて削除することも可能です。
これでファイルが完全に削除されて復元もできなくなります。削除完了メッセージは表示されないので、リストから消えたら削除されたと思うようにしてください。
削除済みファイルを復元できないようにする
実行すると過去に削除したファイルの復元が不可能になるので、実行する際は慎重に行いましょう。
ファイル消去と違って空き領域全体が消去対象であるため、かなり時間がかかります。消去中はあまりパソコンを触るべきではないので、時間がある時に行うようにしてください。