Bluestacks(ブルースタックス)が重い
パソコンで仮想Androidを動かせるアプリケーションが「Bluestacks(ブルースタックス)」です。
パソコン上でスマホアプリを動作させることができるため、人気のエミュレーターとなっています。
しかし、スマホアプリがもっさりしている・Bluestacksの動作が重いといった症状に悩まされているユーザーの声をよく耳にします。この記事では、Bluestacksの動作を軽くするためのおすすめの設定方法・高速化の方法についてご紹介していきます。
また、下記リンク先ではおすすめのAndroidエミュレータの紹介を行っています。こちらもぜひご覧ください。
重いBluestacks(ブルースタックス)を軽量化・高速化するおすすめの設定方法
Bluestacksについて・空きメモリを確保する
Bluestacksは、パソコンの中でAndroidOSを疑似的に再現して動作させるアプリケーションです。疑似的にAndroid環境を動かしているわけなので、アプリによっては本来通りの動作をしないことや、不具合が出てしまうことを覚えておきましょう。
Bluestacksは上記で説明した通りOSの中でOSを動かしているようなものなので、通常のアプリケーションと比べてメモリを多く消費します。Bluestacksを起動する際には、不要なアプリなどを終了して空きメモリを確保しておきましょう。
Windows10でメモリの確保の仕方や診断については下記の記事を参考にしてみて下さい。
パソコン・Bluestacksを最新の状態にしておく
お使いのパソコンのOSのアップデート状況を最新の状態にしておきましょう。また、グラフィックドライバーも同様に最新の状態にしておくことをおすすめします。
Bluestacksのバージョンが古い場合は、Bluestacksを起動してウィンドウ右上の歯車ボタンからメニューを開き、アップデートをクリックして更新しましょう。
設定を変更する
Bluestacksの動作を軽くする方法として、まずは設定を変更してみましょう。
バーチャライゼーションを有効にする
パソコンの仮想化支援機能(Virtualization Technology)を有効にすることで、Bluestacksの動作が高速化します。WindowsPCの場合は環境によって仮想化支援機能が使えない場合もあるので、フリーソフト「VirtualChecker」を使って仮想化支援機能が使えるか確認しましょう。
ダウンロードしたフォルダを解凍したら、フォルダ内のVirtualChecker.exeを起動します。
もし「Unsupported」と書いてある場合は、お使いのパソコンでは仮想化支援機能が利用できません。「Supported」の場合は、仮想化支援機能はあるものの有効になっていないので有効にするための設定をBIOSで行う必要があります。
パソコンの起動時にメーカーロゴが表示されたら、F2キーを連打しましょう。(パソコンによってはF10やEsc)BIOS画面が表示されたら、「SystemCofigration」から仮想化支援機能の項目を探します。「Intel Vt-x」「AMD-V」「Virtualization Technology」といった名称の項目が仮想化支援機能の項目なので、「Enabled」に変更して設定を保存して、BIOS画面を終了しましょう。
アンチウイルスソフトを一時停止する
Bluestacksの起動中にアンチウイルスソフトが動作することにより、Bluestacksの動作が遅くなるケースもあります。この場合は、Bluestacksを使う際にはアンチウイルスソフトを一時停止してみて動作が改善するかどうか確かめてみましょう。
Avastなど一部のアンチウイルスソフトでは、ハードウェアによる仮想化支援機能などの項目が存在しています。仮想化支援機能が存在しているアンチウイルスソフトを使っている場合は、それらの設定をオフにしてみましょう。
Hyper-Vを無効化する
WindowsPCの仮想環境である「Hyper-V」が動作している場合、Bluestacksの動作にも影響を及ぼしてしまうのでHyper-Vを無効化してみましょう。
まとめ
重いBluestacks(ブルースタックス)を軽量化・高速化するおすすめの設定方法!いかがでしたでしょうか。
BluestacksはパソコンでAndroidアプリを動かせるため人気のソフトウェアですが、パソコンによって動作が重い場合があります。もし動作が重いと感じたら、記事内で紹介している高速化方法を試してみてくださいね。