FastCopyの使い方を紹介!【インストール/コマンドライン/右クリック】

FastCopyの使い方を紹介!【インストール/コマンドライン/右クリック】

Windowsで古くから人気のあるフリーソフト「FastCopy」をご存知でしょうか?FastCopyを使うことで、エラーチェックを行いつつ素早くファイルをコピーすることができますよ。この記事では、FastCopyの使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. FastCopyとは?
  2. FastCopyのインストール
  3. FastCopyの使い方と設定
  4. FastCopyのアンインストール
  5. まとめ

FastCopyとは?

FastCopy
長年Windowsユーザーに使われている定番のフリーソフト「FastCopy」をご存知でしょうか?FastCopyとは、Windows系OSで動作する高速コピー支援ツールです。

ファイルをコピーする際に、Windows標準の機能でのコピーよりも素早くコピーできるほか、自動でコピーする際にエラーチェック(ベリファイ)を行ってくれる便利なソフトです。

ビジネスやプライベートでファイルコピーを行う際に大切なデータをエラーで失う危険性が減るので、大事なデータはFastCopyを使ってコピーしてみませんか?この記事では、FastCopyの導入方法や使い方をご紹介していきます。

FastCopyのインストール

それでは、FastCopyのダウンロード・インストールを行ってみましょう。

サイト上部の「Download」に表示されている「Installer」をクリック
下記リンク先はFastCopyの公式サイトです。アクセスしたら、サイト上部の「Download」に表示されている「Installer」をクリックしてインストーラーをダウンロードしましょう。

ダウンロード先は窓の杜とVectorのどちらでも大丈夫です。
FastCopy
インストーラー
ダウンロードした「FastCopyxxx_installer.exe(xxxはVerを示す数字)」をクリックして起動するとインストーラーが立ち上がります。「開始」をクリックしてインストールを行いましょう。

インストール先を変更するとアンインストールが少し手間取ってしまうのでおすすめしません。よほどの理由がない場合はデフォルトのパスでインストールしましょう。
インストールが完了したら画像のダイアログが表示されるので、「起動する」をクリック
インストールが完了したら画像のダイアログが表示されるので、「起動する」をクリックしてFastCopyを起動しましょう。

FastCopyの使い方と設定

簡単な使い方

FastCopyを起動したら、「Source」をクリックしてコピー元のフォルダを、「DestDir」クリックしてコピー先のフォルダを指定
FastCopyを起動したら、「Source」をクリックしてコピー元のフォルダを、「DestDir」クリックしてコピー先のフォルダを指定しましょう。入力欄にフォルダを直接ドラッグ&ドロップすることでも指定することができますよ。

次に「ベリファイ」のチェックボックスをオンにしましょう。このチェックボックスをオンにすることでエラーチェックを行ってくれるのでチェックを付けることをおすすめします。最後に「実行」をクリックすればコピーが行われますよ。
コピーが完了するとウィンドウ下部のメッセージウィンドウに「Finished.」と表示
コピーが完了するとウィンドウ下部のメッセージウィンドウに「Finished.」と表示されます。

中央にログが表示されるので、コピーにかかった時間などを確認できますよ。

右クリックメニュー

右クリックメニューには、コピー・貼り付け・削除(FastCopy)が作成されます。それぞれ、FastCopyを経由して操作を行えるようになりますよ。

また、右ドラッグメニューで複数のファイルをFastCopyを通してコピー・移動することが可能です。

動作モードの設定

ウィンドウ右側の「差分(サイズ・日付)」と書かれたボタン
ウィンドウ右側の「差分(サイズ・日付)」と書かれたボタンは、動作モードのボタンです。

クリックすることで、コピー時の動作モードを変更することができますよ。用意されたモードは下記の通りとなっています。

  • 差分(上書きなし):コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合は、そのファイルのコピーを行わない。
  • 差分(サイズ・日付):デフォルトの動作。コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合、サイズか日付が違う場合にコピーを行う。
  • 差分(最新日付):コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合、コピー元ファイルの日付が新しい場合にコピーを行う。
  • コピー(全上書き):全てのファイルを上書きコピーする。
  • 同期(サイズ・日付):コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合、サイズか日付が違う場合にコピーを行い、コピー元フォルダに存在しないファイル・ディレクトリを削除する。
  • 移動(全上書き):全てのファイルを上書きコピーして、コピー元フォルダのファイルを全て削除する。
  • 全削除:指定したフォルダ・ファイルを全て削除する。

これらの動作は「コマンドラインモード」で手動で設定を行うこともできますが、基本的には動作モードの設定で対応できることがほとんどです。

FastCopyのアンインストール

次にFastCopyを使わなくなったり、アンインストールしたい方向けに、FastCopyのアンインストール方法を紹介します。

FastCopyをアンインストールするには、FastCopyをインストールしたフォルダ内にある「setup.exe」を右クリックして「管理者として実行」をクリックして起動
FastCopyをアンインストールするには、FastCopyをインストールしたフォルダ内にある「setup.exe」を右クリックして「管理者として実行」をクリックして起動しましょう。
セットアップウィンドウが表示されるので、「アンインストール」のボタンをクリックしたら「開始」をクリック
セットアップウィンドウが表示されるので、「アンインストール」のボタンをクリックしたら「開始」をクリックしましょう。「開始します」と確認ウィンドウが表示されるので、「OK」をクリックすればアンインストールが行われます。
アンインストールが完了すると、メッセージウィンドウが表示
アンインストールが完了すると、メッセージウィンドウが表示されます。表示されている通り一部ファイルが残るので、パソコンを再起動した後に手動で削除しましょう。

まとめ

FastCopyの使い方を紹介!【インストール/コマンドライン/右クリック】、いかがでしたでしょうか。

FastCopyを使うことで、素早くファイルのコピーが行えるほか、エラーによるファイル破損を防ぐことも可能ですよ。記事内の説明を参考にして、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。


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