FastCopyとは?

ファイルをコピーする際に、Windows標準の機能でのコピーよりも素早くコピーできるほか、自動でコピーする際にエラーチェック(ベリファイ)を行ってくれる便利なソフトです。
ビジネスやプライベートでファイルコピーを行う際に大切なデータをエラーで失う危険性が減るので、大事なデータはFastCopyを使ってコピーしてみませんか?この記事では、FastCopyの導入方法や使い方をご紹介していきます。
FastCopyのインストール
それでは、FastCopyのダウンロード・インストールを行ってみましょう。

ダウンロード先は窓の杜とVectorのどちらでも大丈夫です。

インストール先を変更するとアンインストールが少し手間取ってしまうのでおすすめしません。よほどの理由がない場合はデフォルトのパスでインストールしましょう。

FastCopyの使い方と設定
簡単な使い方

次に「ベリファイ」のチェックボックスをオンにしましょう。このチェックボックスをオンにすることでエラーチェックを行ってくれるのでチェックを付けることをおすすめします。最後に「実行」をクリックすればコピーが行われますよ。

中央にログが表示されるので、コピーにかかった時間などを確認できますよ。
右クリックメニュー
右クリックメニューには、コピー・貼り付け・削除(FastCopy)が作成されます。それぞれ、FastCopyを経由して操作を行えるようになりますよ。
また、右ドラッグメニューで複数のファイルをFastCopyを通してコピー・移動することが可能です。
動作モードの設定

クリックすることで、コピー時の動作モードを変更することができますよ。用意されたモードは下記の通りとなっています。
- 差分(上書きなし):コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合は、そのファイルのコピーを行わない。
- 差分(サイズ・日付):デフォルトの動作。コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合、サイズか日付が違う場合にコピーを行う。
- 差分(最新日付):コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合、コピー元ファイルの日付が新しい場合にコピーを行う。
- コピー(全上書き):全てのファイルを上書きコピーする。
- 同期(サイズ・日付):コピー先フォルダに名前が同じファイルがある場合、サイズか日付が違う場合にコピーを行い、コピー元フォルダに存在しないファイル・ディレクトリを削除する。
- 移動(全上書き):全てのファイルを上書きコピーして、コピー元フォルダのファイルを全て削除する。
- 全削除:指定したフォルダ・ファイルを全て削除する。
これらの動作は「コマンドラインモード」で手動で設定を行うこともできますが、基本的には動作モードの設定で対応できることがほとんどです。
FastCopyのアンインストール
次にFastCopyを使わなくなったり、アンインストールしたい方向けに、FastCopyのアンインストール方法を紹介します。



まとめ
FastCopyの使い方を紹介!【インストール/コマンドライン/右クリック】、いかがでしたでしょうか。
FastCopyを使うことで、素早くファイルのコピーが行えるほか、エラーによるファイル破損を防ぐことも可能ですよ。記事内の説明を参考にして、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。