モザイクアートとは?
モザイクアートとは、たくさんの写真や画像をパズルのように組み合わせて1枚の画像を作る写真アートの一つです。
モザイクアート一つ作るだけでも何百枚もの写真が必要になりますが、これまでの思い出を一つの画像にまとめ上げることが出来るため、結婚式や学校の卒業式など、人生で何度も経験することがない貴重なイベントで使われます。
モザイクアートで使用する写真は人それぞれ異なるため、よほどのことがない限りオリジナルの写真を作り出すことが出来るでしょう。
モザイクアートを作れるソフト「AndreaMosaic」とは?
モザイクアートを作るには、完成画像を脳内でしっかりイメージした上で作る能力が必要です。
初心者が0からモザイクアートを手作りしようと思うとかなり大変でしょう。
ですが、「AndreaMosaic」というモザイクアートを作れるフリーソフトを使うことで、モザイクアートを作ったことがない初心者でも簡単にオリジナルモザイクアートを作り出すことができます。
AndreaMosaicのインストール
AndreaMosaicはフリーソフトなのでいつでも無料でダウンロードできます。まずはダウンロードしてインストールしていきましょう。
公式サイトのAndreaMosaicダウンロードページにアクセスします。
インストーラーのダウンロード終わったら起動してください。
セットアップウィザードは日本語ではなく英語表記ですが、この記事の通りセットアップを進めれば問題ありません。
この画面が表示されたと同時にAndreaMosaicが自動的に起動していると思うので、セットアップウィザードの方は[Finish]を押してインストールを終了してください。
これでAndrea Mosaicを使う準備が整いました。
AndreaMosaicの使い方
AndreaMosaicのインストールが完了したので、ここからはAndreaMosaicを使ってどのようにモザイクアートを作るのか解説していきます。
モザイクアートに使用する画像サイズの比率を指定する
これは作成するモザイクアートに使用する画像の幅と高さの比率で、どの比率で使用するのかを表しています。
モザイクアートに使う画像が正四角形に近いものだったら「1:1」を。スマホやデジカメで撮ったような横長の写真なら「16:9」を選ぶと良いでしょう。
この記事では比率「4:3」で作成していきます。使用する写真に合わせて選択してください。
これは「Windows10を起動した際にアップデートチェックをするプログラムを自動起動するかどうか」の案内です。
常に最新のAndrea Mosaicを使いたいなら「はい」を。別に今のバージョンのままでいいという場合は「いいえ」を選ぶようにしてください。
モザイクアートを作成する
まずは、モザイクアートの形を決める画像・写真1枚をアップロードします。
ちなみに、プレビュー時には写真が入る箇所の枠に黒線が惹かれていますが、作成した問題から他には含まれないようになっています。
次に、モザイクアート作成に使用する画像を選択します。
モザイクアートに使用する画像を一つのフォルダにまとめている場合は、フォルダファイル選択した方がラクなので、「Add Folder」でフォルダ内の画像を全て使用する設定にすると良いでしょう。
保存が完了するとモザイクアートに使用する画像リストが登録されます。
クリックすると自動的にモザイクアートの生成が始まります。
保存先フォルダを開きたい場合は「はい」を選択しましょう。
生成されたモザイクアートのファイル名は、「元画像名 MosaicXX.jpg」となっています。
ですが、設定次第ではあまりモザイクアートに見えなかったりすることがあります。
そういう場合、オプションを活用することでモザイクアートのクオリティを高めることが可能です、実は今回のサンプルもオプションをいじってクオリティを高めています。
オプションを活用する
先ほども言ったように、オプションを活用することでモザイクアートとしてのクオリティを高めることができます。
モザイクアートの作り方がわかったところで、続いてはオプションの活用方法も見ていきましょう。
完成画像サイズを変更する
完成画像サイズはデフォルトだとA3になっています。
なお、こちらはあくまで改正画像のサイズを表していて解像度ではありません。そのため印刷する必要がない場合はわざわざ変更するメリットはありません。
解像度を変更する
ただただ解像度の高いモザイクアートを作成したい場合は「Mosaic Size」ではなく「Mosaic Resolution」を変更しましょう。
ちなみに、解像度を上げれば上げるほど完成したモザイクアートファイルの容量も大きくなるので、むやみにあげすぎるのやめましょう。パソコンやスマホで使う程度であれば高くても300PPIで十分です。
モザイクアートの使用する写真をずらして配置する
ですが、これをずらして並べることも可能です。
使用する写真枚数を増やしてクオリティを上げる
ただし、使用する枚数をあまり増えすぎるとモザイクアートと言っていいのか分からないぐらい細くなって、完成画像をズームしてもモザイクアートに使った画像の原型がわからない状態になってしまいます。
ですので、タイルサイズの増やすのはほどほどにしましょう。
ちなみにですが、デフォルトでは同じ画像を使いまわせる設定になっているので、5000枚使う設定にしたからモザイクアート用写真も5000枚必要...とはなりません。
ですので、ただただモザイクアートを作りたいだけであれば100枚前後で十分です。ただし色の偏りはあまりないようにしましょう。
上手にモザイクアートを作る方法
上手にモザイクアート作るコツは簡単です。とにかくたくさんの写真を用意して、タイルを細くするだけです。
使用できる写真数の制限は実質無制限で、たくさん写真を用意すればするほどキレイなモザイクアートを作り出すことができるので、写真をたくさん用意していろんなモザイクアートを作ってみてください。
使える写真をあまり持っていない場合は?
モザイクアート画像作成には、材料となる写真が大量に必要となります。
もし、使用する画像・写真にこだわりがないのであれば、Pixabayなどの著作権フリー画像を扱っているサイトからダウンロードして準備すると良いでしょう。
まとめ
今回はAndreaMosaicを使ったモザイクアート写真の作り方を紹介しました。
モザイクアートは様々な写真を一つの画像にまとめることができるので、モザイクアートそのものが思い出の塊となります。
日本語に対応していないことが難点ですが、それぞれの項目の意味と使い方さえわかれば使いこなせるレベルのソフトウェアなので、この記事を参考にモザイクアート作りを試みてください。