LDPlayerとは?
LDPlayerとは、パソコンでAndroidアプリを使えるAndroid エミュレーターです。
通常、AndroidはAndroidスマートフォン・タブレットなどAndroid OSを搭載したデバイスでしかAndroidアプリを動かすことができませんが、LDPlayerはWindowsでAndroidを操作することができます。
PCで荒野行動や原神などのAndroidゲームを遊べるのはもちろんのこと、アイビスペイントなどのユーティリティアプリも利用できるためおすすめのエミュレーターです。
アプリ開発者であればAPKファイルをLDPlayerのAndroidにインストールさせて動作確認を行うということもできるでしょう。
LDPlayerの導入方法
LDPlayerはこちらの公式サイトからダウンロードできます。
ダウンロードしたインストーラを起動します。
自動的に必要ファイルのダウンロード・インストールが行われます。インストールは早くて数分かかるので、気長に待ちましょう。
起動には少し時間がかかりますが、正常に起動できたらインストール完了です。
LDPlayerの使い方
LDPlayerでAndroidアプリを動かす方法など、LDPlayerを使う上で知っておきたい使い方について解説します。
アプリのインストール・起動
その中の「Playストア」を選択しましょう。
インストールが完了したら起動するだけです。
デフォルトブラウザも搭載されていますが、エミュレーター経由でインターネット検索することがある場合はGoogle Playから使い慣れたブラウザをインストールするといいでしょう。
ただし、LDPlayerはAndroid実機ではなくエミュレーターであるため、アプリによっては起動できないことがあります。アプリによっては起動に数分かかることも珍しくないため、アプリを起動して画面が真っ黒になる場合はしばらく待つようにしてください。
複数のLDPlayerを起動する
LDPlayerはマルチインスタンスマネージャーを利用することで複数のAndroidエミュレータを同時に実行できます。
こちらからLDPlayerで実行するエミュレーターを管理することができ、複数のAndroidを独立して起動・個別に設定できます。
同時に複数のAndroidアプリを実行することもできますが、エミュレーターは負荷が高いソフトウェアなので同時に実行するエミュレーターの数には注意してください。
キーマッピング
LDPlayerにはキーマッピング機能が用意されています。キーマッピング機能を利用することで、Zキーを押したら指定した箇所をタップ・Xキーを押したら右にスワイプというように、キーをバインドすることができます。
キーマッピング機能をうまく活用すれば、キーボードでAndroidアプリを操作できるようになります。
パニックモード
LDPlayerには突然画面を覗き込まれたときなど、見られて欲しくない時に瞬時にLDPlayerの画面を非表示できるパニックモードが用意されています。
パニックモードを利用することで、突然のトラブルで画面を隠したいときなどに隠すことができ、いざという時に備えることができます。
やり方は簡単で、キーボードでCtrlキーを押しながらQキーを押すだけです。これだけでパニックモードに切り替えられ、タスクバー・タスクトレイからも見えなくなります。
画面キャプチャー
LDPlayerはキャプチャー機能も搭載されています。F8キーを押すと動画キャプチャが開始され、もう一度押すとキャプチャが終了して動画が保存されます。
動画は「C:LDPlayerLDPlayer4.0msideo」に保存されています。
スクリーンショットを撮りたい場合は[Ctrl+0]キーで撮影できます。
APKファイルのインストール
開発した Android アプリのテストを行いたい方向けに、APKファイルをインストールする機能も用意されています。
表示されたファイル選択ダイアログからインストールさせたいAPKファイルを選択することでインストールさせることができます。
自作したAPKファイルに限らず、インターネット上で公開されているAPKファイルもインストール可能です。
解像度を変更する
LDPlayerのデフォルトの解像度は1280×720になっています。
基本的に解像度を高くすればするほどエミュレーターが重くなるので、スペックが高いパソコンを使っていない方は注意してください。
今回ご紹介したものとは別のAndroidエミュレーターを下記リンク先記事にてご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。