Smallpdfとは?PDFの分割・結合・文字の抽出など多機能PDF編集ソフトの使い方を紹介!

Smallpdfとは?PDFの分割・結合・文字の抽出など多機能PDF編集ソフトの使い方を紹介!

PDFの編集となるとAdobe製品など本格的なソフトウェアを導入しなければなりません。ですが、Smallpdfを使えばその必要はありません。今回はSmallpdfでは何が出来るのか、そして使うメリットなどを詳しく紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Smallpdfとは?
  2. Smallpdfのメリット
  3. Smallpdfの料金は?
  4. Smallpdfのインストール方法
  5. Smallpdfの使い方
  6. Smallpdfの評判
  7. まとめ

Smallpdfとは?

無料で使用することができ、大容量のpdfファイルの中身を一切変更せずにファイルサイズだけ圧縮さすることも可能で、pdf関係で困ったらSmallpdfといっても過言ではありません。

今回はSmallpdfを使うメリットや使い方について詳しく解説していきます。

Smallpdfのメリット

まずはSmallpdfのメリットを見ていきましょう。

どの端末からでも利用できる

インストール型ソフトウェアの場合、Windows限定だったり、スマホ限定だったりとやや汎用性に欠けるものが多いです。

ですが、SmallpdfはWebサービスであるため、ChromeやSafariなどのブラウザが使える端末であれば、どの端末でも利用できます。

また、使い勝手を良くしたデスクトップアプリ(Windows・Mac)もあるため、pdf周りの作業の効率化に期待できます。

ログインなしで使える

Smallpdfは無料かつログインなしで使用することができます。

アカウント作成の手間すら要らないため、ページを開いて即編集と言ったことが可能です。

一部の機能は有料プランでしか利用できませんが、文字の抽出や文字の抽出で選択したテキストを自由に装飾するなど、一見有料プランじゃないと出来なさそうなことも、無料で行えます。

クラウドストレージと連携できる

Google Drive・Dropboxと連携することで、各クラウドストレージに保存されているpdfファイルを編集したり、Google Driveなどに直接保存することができます。

編集したpdfをクラウドストレージにアップロードする前提で作業していた場合、一度ローカル環境にダウンロードして再アップロードする手間が省けるので、作業効率化につながるでしょう。

Smallpdfの料金は?

Smallpdfは月額6ドルのサブスクリプションモデルですが、無料でも利用できます。

日本円換算では時期によって異なりますが、だいたい660円(1ドル110円の場合)程度と覚えておくと良いでしょう。

ただし、年契約すると割引を受けることができ、年間48ドルで利用できます。

月契約だと年間72ドルかかるため、年契約だと24ドル(4ヶ月分)得することになり、8ヶ月分の料金で12ヶ月利用できます。

また、最初の14日間は無料で利用できるのでその期間で有料版でできることを試してみると良いでしょう。

Smallpdfのインストール方法

Smallpdfをパソコン本体にインストールするか、Chrome拡張対応ブラウザにインストールするかによってやり方が異なります。

それぞれ見ていきましょう。

Windowsにインストールする場合

Windowsにインストールして使う場合、有料プランへの加入が必要です。

ですので、インストールして使いたい場合は有料プランに加入するようにしてください。

有料プラン加入済みであれば以下のダウンロードページからインストーラを入手できます。

Smallpdf - download

ダウンロードが完了したらインストーラを起動し、セットアップウィザードの案内に従ってインストールを完了してください。

Chrome拡張をインストールする場合

Chrome拡張対応ブラウザ(Google Chrome・Kinza・CentBrowserなど)でアクセスると左下に表示
Chrome拡張のインストールページは、Chrome拡張対応ブラウザ(Google Chrome・Kinza・CentBrowserなど)でアクセスると左下に表示されます。
青いインストールボタン
クリックすると青いインストールボタンが表示されるのでクリックしてインストールします。
拡張機能表示されるバーにアイコンが追加
インストールが完了すると拡張機能表示されるバーにアイコンが追加されます。
Smartpdfのメニュー
クリックすると様々な項目が表示され、その中の項目を選ぶと、それぞれに対応した作業ページ(pdf圧縮など)が開かれます。

ちょっとしたショートカット機能と思っておくと良いでしょう。

Smallpdfの使い方

Smallpdfは公式サイトにアクセスして使用してます

Smallpdf
英語に切り替えるかどうかのポップアップ表示
言語設定が日本語以外のブラウザでアクセスすると英語に切り替えるかどうかのポップアップ表示されるので、自分に適切な方を選択しましょう。

圧縮してファイルサイズを小さくする

赤い「PDF圧縮」を選択
圧縮する場合は赤い「PDF圧縮」を選択します。
pdfファイルをエクスプローラーからドラッグアンドドロップでアップロード
次にファイルサイズを小さくしたいpdfファイルをエクスプローラーからドラッグアンドドロップでアップロードします。
圧縮方法を選択
アップロードすると圧縮方法を選択になりますが、無料版ではベーシック圧縮しか選択できませんので、有料プランに加入していない場合はベーシック圧縮を選択しましょう。

選択したら[オプションを選択]クリックして次に進んでください。圧縮処理が始まります。

どの程度ファイルサイズが小さくなったのか確認
圧縮が完了すると、どの程度ファイルサイズが小さくなったのか確認できます。

右側にある[ダウンロード]をクリックすることで圧縮後のpdfファイルをダウンロードできます。

編集後のファイルをシェアする

Smallpdfで編集したpdfファイルは約1時間で削除されますが、それまでの間であれば URL をシェアして他のユーザーにもダウンロードさせることができます。

編集完了後画面のリンクアイコンをクリック
シェアしたい場合は編集完了後画面のリンクアイコンをクリックしましょう。クリックすると共有用URLをコピーできます。

画像をpdfに変換する

画像をpdfに変換することもできます。

「JPEG PDF 変換」をクリック
変換するには「JPEG PDF 変換」をクリックします。

JPEGと書いていますが、PNGやTIFFなど他の形式の画像も変換できるので知っておきましょう。

表示された黄色の枠に変換したい画像をドラッグアンドドロップ
表示された黄色の枠に変換したい画像をドラッグアンドドロップでアップロードします。
[PDFが作成されました]をクリック
次にPDFファイルの用紙サイズなどを設定します。設定し終わったら[PDFが作成されました]をクリックしましょう。

2枚以上画像を追加したい場合は[もっと追加する]を選ぶようにしてください。

ダウンロードできるようになる
しばらく待つとpdfファイルが作成され、ダウンロードできるようになります。
画像が変換されている
変換したpdfを確認すると、しっかり画像が変換されていることが確認できるはずです。

余白は変換前のページ設定に依存するので、必要な場合は丁寧に設定するようにしましょう。

不要なページを削除する

圧縮したり変換するだけでなく、既存pdfの不要ページを削除することもできます。

「PDFページを削除」を選択
不要ページの削除は「PDFページを削除」を選択します。
編集したいpdfファイルをアップロード
編集ページに移動したら、編集したいpdfファイルをアップロードします。
ページにカーソル合わせたら表示されるゴミ箱アイコンをクリック
アップロードすると、どのページを削除するのが選択できる画面が表示されるので、ページにカーソル合わせたら表示されるゴミ箱アイコンをクリックして削除します。

必要なページの削除が終わったら[変更を適用]をクリックしてください。

ページ削除が反映されたpdfファイルがダウンロードできるので、ダウンロードボタンを押してダウンロード
しばらく待つと、ページ削除が反映されたpdfファイルがダウンロードできるので、ダウンロードボタンを押してダウンロードしましょう。

他にも分割機能や結合機能など様々な機能が用意されているので、試しに使ってみると良いですね。

Smallpdfの評判

Smallpdfはどの端末からでも気軽にpdfファイルを編集できる、ファイルサイズを圧縮できるので、メールへの添付にも便利といった実用面の評判は上々です。

Smallpdfユーザーの評価平均が5点満点中4.7点

現に、Smallpdfユーザーの評価平均が5点満点中4.7点という高得点を叩き出しています。投票数も16万県を超えているので、信憑性は高いでしょう。

ですが、

  • 使いたい機能に限って有料プランに加入しなければならない
  • 編集後のファイルは1時間待たないと自動消去されない
といった不満もあるようです。

ちなみに、編集後のファイルが1時間待たないと消去されないという問題は、インストールして使うSmallpdf Desktopを使うことで解決します。

セキュリティ云々が気になる方は、有料プランに加入してインストール型Smallpdfを使うといいでしょう。

まとめ

今回はあらゆるpdf編集ができるSmallpdfについて紹介しました。

Smallpdfはブラウザさえあればアクセスできるサイトであるため、インストールせずに使うことができます。ですのでパソコンの初期化や買い換えた際も、再インストールなど作業が発生しません。

圧縮・削除・分割・結合などなど、無料でも十分すぎるぐらいの機能が用意されているので、相当pdfファイルを編集する機会がない限り、有料プランが必要になることはないでしょう。

気になる方は一度使ってみてくださいね。


関連記事