MiniTool Power Data Recoveryとは?
MiniTool Power Data Recovery Free Editionとは、HDD/SSDのパーティション領域やUSBメモリー・SDカードなどの外部メディアのデータを修復することができるフリーソフトです。
Windows10は間違って消してしまっても復元できるようにゴミ箱機能が用意されています。そのため、ゴミ箱を自動的に空にする設定にしていなければWindows10標準機能でファイルを復元できます。
ですが、ゴミ箱から削除してしまうと完全に削除した状態になり、復元できなくなってしまうのです。
MiniTool Power Data Recoveryは、そういった完全に削除してしまった状態でもファイルを復元できるフリーソフトです。
別のデータで元のデータが上書きされていない限り、ファイルを元の状態で復元できます。
MiniTool Power Data Recoveryを使用するメリット
MiniTool Power Data Recoveryのメリットといえば、やはり強力なファイル復元機能でしょう。
ゴミ箱から削除してしまった場合はもちろんのこと、ゴミ箱に入りきらず直接完全削除したファイル、ウイルス感染で消えてしまったファイル・パソコンの電源を間違えて抜いて壊れてしまったファイルの復元などが可能です。
また、CD/DVDといったHDD/SSD以外のメディアに対応していることもメリットの一つでしょう。
MiniTool Power Data Recoveryのインストール方法
MiniTool Power Data Recoveryの導入方法を見ていきましょう。
MiniTool Power Data Recoveryは以下の公式サイトから入手可能です。
ダウンロードしたインストーラーを起動しましょう。
例えばCドライブのファイルを復元する場合は、[カスタムインストール]から別のHDDやSDカードなどにインストールして使うようにしてください。
MiniTool Power Data Recoveryの使い方
それでは実際に削除したファイルの検索・復元のやり方を見ていきましょう。
復元対象のドライブをダブルクリックするか、選択してから[スキャン]を押すと復元できるファイルの検索が行われます。
初めはフォルダが折りたたまれた状態でファイル情報が非表示になっているので、左側にあるフォルダツリーを操作して復元したいファイルがあるフォルダを辿っていくようにしましょう。
復元する場合は、ファイルにチェックを入れるか、フォルダにチェックを入れてください。一括で復元する場合はフォルダへのチェックをおすすめします。
無料版であるMiniTool Power Data Recovery Free Editionでは、1GB分のデータが復旧可能です。必要なファイルを復元していくといいでしょう。