NTFS圧縮とは?NTFS圧縮の使い方を紹介!

NTFS圧縮とは?NTFS圧縮の使い方を紹介!

Windowsのパソコンのファイルシステムは、標準ではNTFSになっています。このNTFSでは、「NTFS圧縮」という機能を使用することが可能です。この記事では、NTFS圧縮とはどういった機能なのか?またNTFS圧縮の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. NTFS圧縮とは?
  2. NTFS圧縮の使い方

NTFS圧縮とは?

NTFS圧縮されたフォルダアイコン
Windowsのパソコンを使用している場合、基本的にファイルシステムはNTFSになっています。このNTFSを使用していると、「NTFS圧縮」というデータ圧縮機能を使用することができます。

NTFS圧縮のメリットは、圧縮してもそのままファイルを使用することができる点です。例えばファイルの圧縮ですが、大体の場合はアーカイバを使用して「.zip」や「.rar」といった形式にしてファイルを圧縮しますよね。しかし「.zip」・「.rar」といった圧縮形式にした場合、アーカイバを使用して解凍しなければファイルを開くことはできません。一方NTFS圧縮を行った場合は、そのままファイルを開くことができます。ファイルシステムと圧縮の複合技のようなものなので、ここが便利なポイントです。

デメリットとしては、圧縮ファイルに対してNTFS圧縮を行っても効果がないという点です。「.zip」・「.rar」といった圧縮ファイルはもちろん、画像データを圧縮した形式である「.jpg」や音声データを圧縮している形式の「.mp3」などには効果が薄いです。

NTFS圧縮の使い方

「プロパティ」をクリック
それでは、NTFS圧縮の使い方を説明します。まずはNTFS圧縮したいフォルダを右クリックしてメニューの「プロパティ」をクリックしましょう。
「詳細設定」ボタンをクリック
選択したフォルダのプロパティが表示されるので、「属性」項目の「詳細設定」ボタンをクリックしましょう。
「内容を圧縮してディスク領域を節約する」のチェックボックスをオンにし「OK」をクリック
「属性の詳細」ウィンドウが表示されるので、「圧縮属性または暗号化属性」項目の「内容を圧縮してディスク領域を節約する」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリックしましょう。
「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」を選択→「OK」をクリック
「属性変更の確認」ウィンドウが表示されるので、「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」をクリックして選択してから「OK」をクリックしましょう。
あとはそのままプロパティまで戻り「OK」をクリックして終了します。すると、このように操作を行ったフォルダの右上に青矢印のマークが付与されます。これがNTFS圧縮を行っているフォルダとにつくマークになります。

NTFS圧縮を解除したい場合は、再度フォルダを右クリックして「プロパティ」を開きましょう。「詳細設定」ボタンをクリックして「属性の詳細」ウィンドウが表示されたら、「圧縮属性または暗号化属性」項目の「内容を圧縮してディスク領域を節約する」のチェックボックスをオフにしてから「OK」をクリックしましょう。「属性変更の確認」ウィンドウが表示されるので、「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」をクリックして選択してから「OK」をクリックしてプロパティも「OK」をクリックして閉じることで、NTFS圧縮を解除することができます。


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