NTFS圧縮とは?
NTFS圧縮のメリットは、圧縮してもそのままファイルを使用することができる点です。例えばファイルの圧縮ですが、大体の場合はアーカイバを使用して「.zip」や「.rar」といった形式にしてファイルを圧縮しますよね。しかし「.zip」・「.rar」といった圧縮形式にした場合、アーカイバを使用して解凍しなければファイルを開くことはできません。一方NTFS圧縮を行った場合は、そのままファイルを開くことができます。ファイルシステムと圧縮の複合技のようなものなので、ここが便利なポイントです。
デメリットとしては、圧縮ファイルに対してNTFS圧縮を行っても効果がないという点です。「.zip」・「.rar」といった圧縮ファイルはもちろん、画像データを圧縮した形式である「.jpg」や音声データを圧縮している形式の「.mp3」などには効果が薄いです。
NTFS圧縮の使い方
NTFS圧縮を解除したい場合は、再度フォルダを右クリックして「プロパティ」を開きましょう。「詳細設定」ボタンをクリックして「属性の詳細」ウィンドウが表示されたら、「圧縮属性または暗号化属性」項目の「内容を圧縮してディスク領域を節約する」のチェックボックスをオフにしてから「OK」をクリックしましょう。「属性変更の確認」ウィンドウが表示されるので、「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」をクリックして選択してから「OK」をクリックしてプロパティも「OK」をクリックして閉じることで、NTFS圧縮を解除することができます。