パソコンのディスプレイの明るさはどのくらいが良いのか?
パソコンが明るすぎる・暗すぎる
パソコンを使用していて、ディスプレイの明るさについて気になったことはありませんか?長時間パソコンで作業するユーザーの場合、ディスプレイの明るさが自分に合っていないと目が疲れてしまうなどの症状が起きてしまいます。
ディスプレイは明るすぎても暗すぎても目に負担がかかってしまうため、ディスプレイの明るさの調節は重要です。基本的に、部屋内の明るさよりもディスプレイが明るい・または暗すぎる場合は良くないと言えるでしょう。
基本的に自分がディスプレイを長時間眺めていても目が疲れないぐらいの明るさにすれば問題ありませんが、実際にどのくらいの明るさが問題ないといえるのかの目安は知りたいですよね。日本では、厚生労働省がこのディスプレイの明るさについてのガイドラインを出しています。
VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて
厚生労働省が平成14年4月5日に発表した「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて」には、「ディスプレイ画面上における照度は500ルクス以下、書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以下」・「ディスプレイ画面とキーボード面の明るさの差もなるべく小さくすること」と記載されています。500ルクスの目安ですが、「新聞に書いてある文字が楽に読める程度」・「オフィスor学校の事務室の明るさ」とされています。また、300ルクスの目安は「日の出くらいの明るさ」であるとされています。つまり、ブラウザでインターネットニュースなどの文字を追ってみて楽に読める・眩しいと感じないぐらいの明るさであれば問題ないと言えるでしょう。下記リンク先のPDFファイルが、厚生労働省の発表したVDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインの書類です。
ディスプレイの明るさの調整方法
パソコンのディスプレイの明るさや輝度は、基本的にディスプレイに備えられているハードキーでメニューを開いて設定することができます。ハードキーで調整を行いながら、ディスプレイの明るさを自分に合ったものに変更しましょう。