Wi-Fiの強度を測定する方法をご紹介!

Wi-Fiの強度を測定する方法をご紹介!

パソコンやスマートフォンのインターネット接続をWi-Fiで行っていて、接続が安定しているのかどうか気になったことはありませんか?この場合は、Wi-Fiの強度を測定してみましょう。この記事では、Wi-Fiの強度を測定する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Wi-Fiの強度を測定したい
  2. Wi-Fiの強度を測定する方法

Wi-Fiの強度を測定したい

パソコンやスマートフォンでインターネットにWi-Fiで接続しているユーザーは多くいらっしゃるかと思いますが、Wi-Fiの電波強度について気になったことはありませんか?

スマホの電波などと同じく、Wi-Fiも電波が良好な状態でなければ安定したインターネット接続を行うことはできません。もしインターネット接続が不安定だと感じたら、Wi-Fiの電波強度を調べることでインターネット接続の状態が分かりますよ。この記事では、Wi-Fiの強度を測定する方法をご紹介していきます。

Wi-Fiの強度を測定する方法

WindowsのパソコンでWi-Fiの強度を測定する方法

WindowsのパソコンでWi-Fiの強度を確認するには、タスクトレイにあるネットワークアイコンをクリックしてみましょう。接続しているWi-Fiと、電波のレベルが5段階のゲージで表示されますよ。これで、ある程度Wi-Fiの強度が分かります。

「コマンドプロンプト」をクリック
Windows10・Windows11のパソコンでは、コマンドプロンプトから電波強度を確認することができますよ。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。
「netsh wlan show interface」コマンドを入力
コマンドプロンプトが起動したら、「netsh wlan show interface」コマンドを入力してEnterキーを押しましょう。Wi-Fiがある場合はそのネットワーク情報を表示し、SSID・ネットワークの種類・無線の種類・認証・暗号・接続モード・チャネル・受信速度・送信速度・シグナル・プロファイルなどの情報を表示します。

この情報一覧の中の「シグナル」がWi-Fiの電波強度にあたります。シグナルはパーセンテージ(%)で表示され、数値が100に近ければ近いほど電波強度が高いということになります。

AndroidスマホでWi-Fiの強度を測定する方法

AndroidスマホでWi-Fiの強度を調べるには、電波強度測定用のアプリを導入しましょう。この記事では、「Wi-Fi アナライザー」を使用してWi-Fiの電波強度を測定しています。Wi-Fi アナライザーは下記リンク先のGoogle Playストアよりダウンロード・インストールができますよ。

WiFi アナライザー - Google Play のアプリ
「許可」をタップ
Wi-Fi アナライザーを起動したら「この端末の位置情報へのアクセスをWi-Fi Analyzerに許可しますか?」と尋ねられるので、「許可」をタップしましょう。
チャンネルグラフ
ホーム画面に移動します。「チャンネルグラフ」では「2.4GHz」と「5GHz」のそれぞれの帯域のWi-Fiの電波強度を調べることができます。表示されるグラフはSSIDごとにチャンネル・電波強度が可視化されて表示されますよ。またSSID名の右側にアクセスポイントのおおよその距離も表示されます。基本的にグラフが高ければ高いほど、電波強度が強いと覚えておけばOKです。
アクセスポイントの詳細情報
画面上部に表示されているタブの一番右側の「アクセスポイント」では、各アクセスポイントの詳細情報と電波強度が表示されます。電波強度は「dBm」で表示されます。dBmは0から-100で表示され、0に近ければ近いほど電波強度が強いということになります。dBmは-70dBmまでがギリギリインターネットに接続できる数値で、-80dBmを下回ると接続が不安定・-90dBm以下だとまともに接続できない状態になっていると覚えておくと分かりやすいですよ。

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