Excelの「F4」のショートカットキーの使い方を紹介!

Excelの「F4」のショートカットキーの使い方を紹介!

Microsoft Excelで、「F4」のショートカットキーがどのような役割を持っているかご存知でしょうか?F4キーを使用することで、作業を楽にすることができますよ。この記事では、Excelの「F4」のショートカットキーの使い方をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Excelの「F4」のショートカットキー
  2. Excelの「F4」のショートカットキーの使い方

Excelの「F4」のショートカットキー

Microsoft Excelを使用していると、「直前に行った操作を繰り返して行う」といった操作が頻繁にありますよね。例えば表内のセルの空欄を色で塗りつぶすといった作業を行う場合は、開いているセルがあればあるほど塗りつぶし作業を繰り返して行う必要があります。

この塗りつぶし作業を、毎回セルを選択して色を適用するといった操作を行うのは面倒ですよね。そこで、ファンクションキーの「F4キー」を使用してみましょう。ExcelにおけるF4キーは、「直前に行った作業を繰り返して行う」ことのできるショートカットキーとして設定されています。ですので、これを使えば塗りつぶし操作がキー入力1回で済むようになるため便利ですよね。もちろん、塗りつぶし以外の操作に対してもこの繰り返し操作をF4キーで行うことができるので直前の作業次第では大幅に手間を省くことができるようになりますよ。この記事では、Excelの「F4」のショートカットキーの使い方をご紹介していきます。

Excelの「F4」のショートカットキーの使い方

直前に塗りつぶしを行った
それでは、Excelの「F4」のショートカットキーの使い方を説明します。冒頭で説明している通り、ExcelにおけるF4キーは直前に行った作業を繰り返して行うことができます。画像の例では、直前の操作で表内のD3セルにグレーで色を塗りつぶしています。
別のセルでF4キーを押して、塗りつぶし操作をする
この操作を「H3」セルで行いたい場合は、H3セルでF4キーを押してみましょう。すると、D3セルと同様にグレーでセルの塗りつぶしが行われました。
「Ctrlキー+クリック」でセルを選択してF4キーを押す
このF4キーのショートカットによる繰り返し操作は、複数のセルを指定して行うことも可能です。表内の空欄を「Ctrlキー+クリック」ですべて選択してから、F4キーを押してみると・・・
選択したセルに塗りつぶし効果が入った
このように、すべてのセルに塗りつぶしが行われました。繰り返し作業を行う場合は、このF4キーによる操作が便利ですね。

F4キーによる繰り返し作業は、行や列の挿入と削除を行う・文字の色や文字のサイズを変更する・セルに罫線を引いたり削除する・セルの書式設定を他のセルにも適用させるといったケースで便利ですよ。F4キーを押すだけで面倒な作業が一瞬で終わるため、繰り返し作業の際はF4キーを活用していきましょう。

文字を太字にする
F4キーによる繰り返し作業は、行全体に対しても行うことができます。この例では表内の文字を太字にするために、行番号をクリックして行をすべて選択してからリボンメニューの「フォント」項目にある「太字」をクリックして表内の文字を太字にしています。
別の行番号を選択しF4キーを押す
続けて別の行番号をクリックして行をすべて選択した状態になったら、F4キーを押してみましょう。このように、選択した行の文字がすべて太字になりますよ。行全体に操作を適用させたいという場合は、この方法で繰り返し作業を行ってみましょう。

また、F4キーは繰り返し作業だけではなく「相対参照と絶対参照を切り替える」という操作を行うこともできます。操作方法は簡単で、相対参照から絶対参照に切り替えたいセルを選択した状態でF4キーを押すだけで絶対参照に切り替わりますよ。

F4キーで切り替えができる
画像例のように、初期状態が相対参照の場合はF4キーを1回押すことで絶対参照・F4キーを2回押すと行のみ絶対参照・F4キーを3回押すと列のみ絶対参照に切り替わります。F4キーを4回押すと、相対参照に戻すことができますよ。

手っ取り早く相対参照と絶対参照を切り替えたいという場合にも、F4キーを活用してみてくださいね。


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