ExcelのCEILING関数とは?
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Microsoft Excelで使用できる関数の一つに「CEILING関数(シーリング)」というものがあります。CEILING関数とは、指定した基準値の倍数から最も近い値に切り上げることのできる関数です。例えば「123,456」といった数値の中で3桁目までで端数を切り上げたいというケースもありますよね。CEILING関数を使用して切り上げることで、「123,500」のように切り上げを行うことができますよ。
この記事では、Microsoft ExcelのCEILING関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのCEILING関数の使い方
それでは、ExcelのCEILING関数の使い方を説明していきます。まずは、CEILING関数の数式から説明します。CEILING関数の数式ですが、「=CEILING(数値,基準値)」となっています。第1引数の「数値」で、切り上げたい数値の参照を行います。第2引数の「基準値」で、倍数の基準になる数値の指定を行います。
![B2セル「456,789」の数値の切り上げを行う](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/096/471/original.jpg?1680000797)
![C3セルに「=CEILING(B3,800)」と入力](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/096/472/original.jpg?1680000885)
![C3セルの切り上げ後の数値が「456800」と出力された](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/096/473/original.jpg?1680000922)
![C3セルに「=CEILING(B3,"0:10")」と入力](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/096/474/original.jpg?1680001010)
![C3セルには「9:10:00」と表示された](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/096/475/original.jpg?1680001096)
時刻にCEILING関数を使用する際の注意点ですが、それぞれのセルの表示形式が「時刻」になっていないと正しく時刻の切り上げができない点には注意しましょう。
以上が、ExcelのCEILING関数の使用方法です。ちなみに切り捨てを行う関数として「FLOOR関数(フロア)」というものもあります。CEILING関数と同じように切り捨てを行うことができるため、こちらも活用してみてくださいね。