Excelで連続した順番の数字のデータを入力したい
Microsoft Excelで、連続した順番の数字のデータを入力したいというシーンは少なくないと思います。表に連番を振りたいといった場面で、下方向に順番に数字を増やす入力を手入力で行うのは面倒ですよね。
Excelであれば、オートフィルや関数を使用することで簡単に連続した順番の数字のデータを入力することができますよ。この記事では、Excelで連続した順番の数字のデータを入力する方法をご紹介していきます。
Excelで連続した順番の数字のデータを入力する方法
オートフィルを使用して連続した順番の数字のデータを入力する方法
Excelのオートフィル機能を使用することで、簡単に連続した数字を振ることができます。まずは画像のように「1」と「2」を入力してから、2つのセルを範囲選択してから右下に表示されているフィルハンドルをドラッグして下まで引っ張りましょう。
これで、オートフィル機能によって自動的に連続した数字のデータの入力を行うことができますよ。
また、最初のセルに「1」を入力してからフィルハンドルで下方向にコピーしてから「オートフィルオプション」ボタンをクリックして「連続データ」を選択してみましょう。
この方法でも、連続した数字のデータの入力を行うことができます。更には、最初に「1」を入力してからCtrlキーを押しながらフィルハンドルを下方向に引っ張ることでも連続した数字のデータの入力を行うことができます。
連続した順番の数字を増やす
「連続データの設定」を行うことで、連番を入力した範囲を指定してオートフィルで数字を増やすことも可能です。数字を増やしたい範囲を選択した状態で、「ホーム」タブのリボンメニューの「編集」項目から「フィル」をクリックして開き「連続データの作成」をクリックしましょう。
「連続データ」ダイアログボックスが表示されるので、「増分値」を「2」にして「OK」をクリックしてみましょう。
これで、指定範囲の数字を増やすことができますよ。「1,3,5,7,9…」と、2ずつ加算されていることが確認できますね。自動で連続した順番の数字のデータを入力させる
連続データを使用すれば、自動で連続した順番の数字のデータを入力させることも可能です。1と入力したセルを選択した状態で連続データを開き、「増分値」を「1」・「停止値」で出力したい順番の終わりを指定したら「OK」をクリックしましょう。
これで、自動で連続した順番の数字のデータを入力させることができますよ。フィルハンドルによるオートフィル操作が大変な場合は、連続データを使用して連番を振ってみましょう。関数を使用して連続した順番の数字のデータを入力させる
E関数を使用することでも、連続した順番の数字のデータを入力させることができます。。連番を振りたい場合は、数字を入力する行の一番上のセルに「=ROW(A1)」と入力しましょう。ここで使用する「ROW関数」は引数として指定された配列の行番号を返すので、A1セルを指定すれば1と入力されるようになるわけですね。あとはフィルハンドルを下方向に引っ張り、オートフィル機能を使用して残りのセルにも関数を適用すれば連番を振ることができますよ。もしA2セルなどの2行目以降で「1」からスタートさせたい場合は、「=ROW(A2)-1」のようにすることで2ではなく1と表示させてから連番を振ることができます。
順番を逆にするには
連続した順番の数字のデータを入力した後にその順番を逆にするには、範囲選択から右クリックしてメニューの「並べ替え」→「降順」をクリックしましょう。
「並べ替えの前に」ダイアログボックスが表示された場合は、「現在選択されている範囲を並べ替える」を選択して「並べ替え」をクリックしましょう。
これで、逆順に並べ替えることができますよ。
