Twitterのパスワード
Twitterで自分のアカウントを作成したときに、パスワードというものを決めさせられたと思います。
パスワードは合言葉という意味で、主にコンピューター関連では認証に使われています。家で例えると玄関の鍵みたいな感じで、パスワードが合わないと玄関が開かない…というイメージすると分かりやすいですね。
ではTwitterにおいてのパスワードの役割は何かというと、「ユーザーの認証」になります。
Twitterが、登録されているアカウントのユーザーがあなたなのか、パスワードの入力をもって確認するわけですね。
ですのでTwitterからログアウトして、再びログインする際にはこのパスワードが必要になります。
ですが、実際にTwitterを使っているとずっとログインしたままですよね。
パソコンでもスマホでもTwitterを覗けば最初から自分のタイムラインが見れるのが当たり前です。となるとパスワードを入力する機会はそうそうないし、確認することもないためパスワードを忘れてしまいがちです。
そんな大切なものを忘れてしまうことなんてあるの?と思われるかもしれませんが、Twitterのパスワードは6文字以上で英数字の組み合わせが基本になっています。
しかも初回入力時にはそのパスワードが安全かどうか色でお知らせしてくれるので、「このパスワードだと危ないかも」とついつい文字数を多くしたり分かりづらい組み合わせにしてしまったり…結果として思い出せなくなってしまうわけですね。
Twitterのパスワードを忘れた場合の対処法
ログイン時に忘れた場合
基本的にTwitterは常時ログインしたままなので、ログインしたままパスワードを忘れてしまう人も多いと思います。
ではログイン中にパスワードがわからない場合はどうやって確認するのでしょうか?
実は、ログイン中でもパスワードを確認することはできないのです。ただしパスワードをリセットすることはできるので、新しいパスワードを決めなおしましょう。 パスワードの詳しい変更方法は以下の記事を参考にしてみてください。
未ログイン時に忘れた場合(PC)
パソコンでTwitterをログアウトして、再びログインするときにパスワードがわからない場合はログインボタンの上にある「パスワードを忘れた場合はこちら」の文章をクリックしましょう。
登録したメールアドレスか電話番号かユーザー名を聞かれるので、どれかを入力して検索ボタンをクリックします。
登録に使用したメールアドレス宛にパスワードをリセットするためのリンクが書かれたメールが送れるようになります。
続けるボタンをクリックして送信しましょう。
新しいパスワードの入力を求められるので、2つの入力フォームに決めなおしたパスワードを入力して送信ボタンをクリックします。
これでパスワードが変更されて、そのままログインできるようになります。
未ログイン時に忘れた場合(スマホ)
スマホでTwitterをログアウトして再びログインするときにパスワードがわからない場合、ブラウザ版と同じで「パスワードを忘れた場合はこちら」をタップするのですが、画像のように位置がパスワード入力欄の下部に変更されています。
あとはパソコンでの操作同様、登録したメールアドレスか電話番号かユーザー名を聞かれるので、どれかを入力して検索ボタンをタップし、登録に使用したメールアドレス宛にパスワードをリセットするためのリンクが書かれたメールが送れるようになるので続けるボタンをタップして送信しましょう。
(注意)間違ったパスワードを繰り返し入力しているとロックがかかる?
Twitterのパスワードの入力を何度も失敗していると、ロックがかけられ一時的にログインできなくなってしまいます。ロックがかけられてしまうと、例え正解のパスワードを入力してもログインすることはできません。
このロックは1時間経過することで解除されます。なぜこういうロック機能があるのかというと、Twitterアカウントにハッカー等の悪意を持ったユーザーが無制限にログインしようとするのを防ぐためです。
ちゃんとパスワードを覚えているのにログインできない場合は入力を間違えている可能性があるので、キーボード/フリックを確認しながら入力してみましょう。
またパスワードがわからないからと、適当に試行錯誤してログインしようとするのはやめたほうが懸命でしょう。
上記の通り一定回数間違えるとロックがかかってしまうため、逆に手間になってしまいます。 パスワードがわからない場合は、「パスワードを忘れた場合の対処法」の通りにパスワードをリセットしたほうがすぐにTwitterを再開できますよ。
(注意)頻繁にパスワードリセットのメールが届く場合
便利なパスワードリセットですが、特にパスワードリセットの手順を踏んでいないのにパスワードリセット用URLが記載されたメールが頻繁に届いている…という場合は、もしかしたらスパムを踏んでいたり、ハッカーにアカウントが狙われている可能性があります。
このまま放置しておくと危ないのでできる限り早く対処しましょう。
セキュリティを強化する設定方法を説明します。
まず、画面の右上にあるユーザーアイコンをクリックするとメニューが表示されるので、メニューの「設定とプライバシー」をクリックします。
各種設定のページに飛ぶので、ユーザー情報をクリックしましょう。
ページの真ん中にある「セキュリティ」項目の「パスワードのリセットに個人情報を使う」のチェックボックスをオンにして、画面下部の「変更を保存」ボタンをクリックします。
この設定をすることで、ユーザー名だけ入力してパスワードリセットを要望しても、登録したメールアドレスも入力しないとパスワードリセット用のメールが送られないようになります。
上記設定後にログアウトして、ユーザー名でパスワードリセットの手順を踏んだ時の画像です。
ユーザー名だけ入れてもメールを送る画面にならず、個人情報の確認のためにメールアドレスを聞かれるようになりました。
これでセキュリティが向上して、スパムやハッカーのいたずらを防げるようになるわけですね。
おすすめのパスワード管理方法
記事内でパスワードを忘れた時の対処法を紹介させていただきましたが、実際パスワードはセキュリティに気をつけて設定しようすればするほど複雑になったり、簡単に思い出せなくなったり、結局わからない!ということになりがちです。
でもご安心ください。なんとパスワードを管理してくれるアプリという便利なものがあるんです。おすすめのパスワード管理アプリを数点ご紹介します。
1Password
パソコン・スマホのどちらでも使えるアプリです。
色んなアプリやホームページのIDやパスワードなどの情報を管理し、「マスターパスワード」という一つのパスワードだけでログインできるようにする便利な機能を持っています。
このアプリはこのパスワード・あのサイトはあのパスワード…のように、サービスごとにパスワードを覚えなくて済むようになるため非常に便利です。
PassManager
ホームページやアプリのID・パスワードを名前ごとにリストアップして管理することができるアプリです。
サービス名を検索するだけでパスワードが確認できるので便利ですね。 そしてこのアプリのすごい所ですが、指紋認証に対応しています。
PassManagerを起動するのに指紋認証が必要になるので、アプリ本体のセキュリティ対策もバッチリです。
パスワードマネージャー:パスワード管理アプリ
このアプリを起動してホームページを見ると、そのページの情報がアプリに登録されるので次からログインした状態でホームページにアクセスできるようになります。
「ウイルスバスター」で有名なトレンドマイクロ製なので、安全性もバッチリです。
Keeper:registered: パスワードマネージャー 安全かつ堅牢なボルトでファイル、写真、その他の書類を保護
特にセキュリティの意識が強い人におすすめのアプリです。
もしスマホを盗まれた際に盗んだ人がアプリへ不正ログインをしようとした時にデータを消去する機能や、アプリへのアクセス履歴が残るので不正アクセスにも対処できるのが強みです。
パスワードの他にユーザー名や電話番号などを忘れてログインできない場合
現在のTwitterのサービスは便利になったので、ユーザー名を忘れてしまっても電話番号・メールアドレスのどちらかが分かれば良かったり、電話番号を忘れてもユーザー名が分かればログイン可能と、登録したどれかの情報一つあればログインできるようになっています。
仮に全部忘れてしまっていても、ログインしているデバイスが1つでもあれば設定可能ですし、Twitter運営に問い合わせることも可能です。
各ケースに対応した対処法は、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
他人に触らせることはそうそうないし、ログアウトすることも少ないTwitterですが、だからこそパスワードがわからない!といったことが起こりがちです。
日頃からパスワードを控えて確認できるようにしたり、パスワード管理アプリを導入したりして対策しておきたいですね。
万が一パスワードを忘れてログインできなくなってしまっても記事内の対処法ですぐログインできるようになりますが、これを機にパスワードやセキュリティを意識してみるといいかもしれません。