Excelでひらがなとカタカナを相互に変換する方法!

Excelでひらがなとカタカナを相互に変換する方法!

Microsoft Excelで、ひらがなとカタカナを相互に変換したいと思ったことはありませんか?関数を使用することで、ひらがなをカタカナに・またはカタカナをひらがなに変換できますよ。Excelでひらがなとカタカナを相互に変換する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelでひらがなとカタカナを相互に変換したい
  2. Excelでひらがなとカタカナを相互に変換する方法

Excelでひらがなとカタカナを相互に変換したい

Microsoft Excelで、ひらがなカタカナを相互に変換したいと思ったことはありませんか?表に記載した文字を、ひらがなorカタカナに変換したい場合は「PHONETIC関数」を使用してみましょう。この記事では、Excelでひらがなとカタカナを相互に変換する方法をご紹介していきます。

Excelでひらがなとカタカナを相互に変換する方法

B3セルに「あぷりこっと」・C3セルに「=PHONETIC(B3)」と入力
B3セルのひらがな「あぷりこっと」をC3セルにカタカナで表示させるために、ここでPHONETIC関数を使用します。「=PHONETIC(B3)」と入力して、B3セルを指定しましょう。
C3セルに「アプリコット」と表示できた
すると、C3セルにカタカナで「アプリコット」と表示させることができました。数式をオートフィルでコピーすれば、列のひらがなをまとめてカタカナに変換するといったことも可能ですよ。
C4セルに「=ASC(PHONETIC(B3))」と入力
ちなみに、全角の文字列を半角に変換することのできる「ASC関数」を併用して半角カナとして出力することも可能です。画像では先程の例と同様にB3セルを指定して、「=ASC(PHONETIC(B3))」と入力しています。
C4セルに半角カナで表示できた

これで、ひらがなを半角カナへと変換することができました。

「ふりがなの表示/非表示」ボタン→「ふりがなの設定」をクリック
続いて、カタカナをひらがなに変換してみましょう。カタカナをひらがなに変換するにもPHONETIC関数を使用するのですが、この変換動作を変更していきます。ウィンドウ上部「ホーム」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「フォント」項目の「ふりがなの表示/非表示」ボタンをクリックしてメニューが表示されたら「ふりがなの設定」をクリックしましょう。
「ふりがな」タブの「種類」から「ひらがな」をクリックして選択し「OK」をクリック
「ふりがなの設定」ダイアログボックスが表示されるので、「ふりがな」タブの「種類」項目から「ひらがな」をクリックして選択して「OK」をクリックしましょう。
B4セルに「=PHONETIC(C4)」と入力し、ひらがなに変換できた
あとは、カタカナを対象にしてひらがなに変換します。C4セルに入力されているカタカナの「アプリコット」をB4セルにひらがなにして出力してみましょう。B4セルに「=PHONETIC(C4)」と入力してみると、今度はひらがなに変換することができました。

このように、「ひらがな→カタカナ」と「カタカナ→ひらがな」の変換を行う場合はPHONETIC関数の動作を変更する必要があるので注意しましょう。もし変換動作がおかしいと感じたら、「ふりがなの設定」ダイアログボックスを開いて設定を確認してみてくださいね。


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