宛先に自分のアドレスが無いのにメールが届くのはなぜ?
メールの受信時に、何故か宛先に自分のメールアドレスではなく他人のメールアドレスが入力されているのにも関わらずメールを受信してしまったというケースもあるかと思います。これはバグやメールサービスのエラーではなく、れっきとした仕様なのでご安心ください。この記事では、宛先に自分のアドレスが無いのにメールが届くのはなぜなのかについてご紹介していきます。
BCCに自分のアドレスが入力されている
メールを作成する際に、宛先である「To」以外にも、「CC」や「BCC」といった入力フィールドがありますよね。これらのフィールドが何なのかご存知でしょうか?「CC」は「Carbon Copy(カーボンコピー)」の略称で、送信者がメールを直接送信する相手以外にもメールの内容を知らせたい場合にこのCCにメールアドレスを入力して送信することができます。
「BCC」は「Blind Carbon Copy」の略称で、CCと同じくメールを直接送信する相手ではないけどメールの内容を知らせたいという場合に使用されます。しかしCCとは違い、BCCに入力されている宛先はメールの受信者側から確認することはできません。「Blind」の名の通り、隠れているわけですね。この「BCC」に自分のメールアドレスが入力されている場合に、送信先に自分以外のメールアドレスが入力されているし「CC」にも記載されていないのにメールが届くというわけです。
BCCの確認方法
BCCの確認方法ですが、前述の通り「Blind」とされているためMicrosoft Outlookであっても自分がBCCに指定されているメールのBCCは確認することはできません。Outlookの場合、BCCの確認ができるのはメールの送信者のみとなっています。