Excelで加重平均を計算する方法をご紹介!

Excelで加重平均を計算する方法をご紹介!

Microsoft Excelで、加重平均を計算する方法をご存知でしょうか?平均値の計算方法は知っていても、加重平均の求め方は知らないというユーザーの方もいらっしゃるかと思います。この記事では、Excelで加重平均を計算する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで加重平均を計算したい
  2. Excelで加重平均を計算する方法

Excelで加重平均を計算したい

Microsoft Excelで、加重平均を計算したいと思ったことはありませんか?加重平均とは、各種データの重みを加味して計算を行い求めた平均値のことを指します。

普通の平均値は各種データをそのまま足してからデータ数で割る出し方で求めますよね。しかし、各種データの重みが異なっている場合はデータをただ足すだけでなくデータの重みを加味する「加重平均」を求めたほうが正確な平均値が分かります。手順もそこまで複雑ではないので、正確なデータを求めたいのであれば加重平均を求める方法を使用してみましょう。この記事では、Microsoft Excelで加重平均を計算する方法をご紹介していきます。

Excelで加重平均を計算する方法

2つのグループの所属人数・スコアの表
それでは、Excelでの加重平均の求め方を説明していきます。画像例の表から、加重平均を割り出していきましょう。計算式は「(17*85+22*76)/39」のように、2つのグループの合計点数をそれぞれ算出してから合計人数で割ることで加重平均を求めることができます。

ここでは、SUMPRODUCT(サムプロダクト)関数を使用して加重平均を求めてみましょう。SUMPRODUCT関数とは、掛け算の和を求めることのできる関数です。数式は「=SUMPRODUCT(配列1,[配列2],…)」となります。第1引数の「配列1」は必須で、ここに計算の対象となる要素を含む最初の配列を指定します。第2引数の「配列2」以降は任意ですが、こちらにも計算の対象となる要素を含む配列を指定しましょう。この例では、配列2までを入力していきます。

SUMPRODUCT関数について詳しく知りたい場合は、下記リンク先の記事「ExcelのSUMPRODUCT関数とは?使い方をご紹介!」をぜひご覧ください。

ExcelのSUMPRODUCT関数とは?使い方をご紹介!

Microsoft Excelでは様々な関数を使用することができますが、関数の1つである「SUMPRODUCT関数」をご存知でしょうか?この記事では、ExcelのSUMPRODUCT関数とはどういった関数なのか?また使い方をご紹介しています。

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F3セルに「=SUMPRODUCT(C3:C4,D3:D4)」と入力
F3セルに合計スコアを表示させたいので、「=SUMPRODUCT(C3:C4,D3:D4)」と入力しています。
F6セルに「=F3/(C3+C4)」と入力
これで、SUMPRODUCT関数によりF3セルに合計スコアが出力されました。続いて平均スコアをF6セルに出力していきます。F6セルに「=F3/(C3+C4)」と入力しましょう。
平均スコアが出力された
これで、平均スコアが「79.9230769」と出力されました。この出力したスコアが、加重平均となります。以上のように、SUMPRODUCT関数を使用することで加重平均を求めることができますよ。

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