Windows10を強制終了させる
Windows10を使っていると、Windowsの電源が切れない・パソコンが固まる等で強制終了する場面が出てくることがあります。
Windowsのバージョンが上がるたびに、強制終了するようなエラーがでるようなことは少なくなったものの、
Macと違ってWidowsはOSとハードがワンセットとなっている専用PCではないので、パーツ同士の競合やソフト同士の相性や、再起動せずに長く使いすぎると、強制修了しなければならない場面が比較的多いです。
そこで今回は、電源が切れない・パソコンが固まるなどいざという時のためのWindows10を強制終了する方法を皆さんにお伝えします。
また通常のWindows10の再起動の仕方については下記の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。今回の記事はWindows10を強制終了させる方法となります。
Windows10を強制終了させる前に
まずはWindows10を強制終了させる際の注意事項です。
Windows10の強制終了は正規の終了方法ではないのでリスクを伴います。
できるなら強制終了は避けてほしいです。
強制終了の主なリスクとして、下記のようなリスクがあります。
・保存されていないデータを失う恐れがある。
・ハードディスク(SSD)のデータが失われたり、ハードディスクが壊れる場合がある。
・Windows10のシステムが壊れる恐れがあり、最悪の場合は起動しなくなる恐れがある。
上記のようなリスクを伴いますので、強制終了する際は「自己責任」にてお願いします。
Windows10を強制終了させる方法
Windows10で強制終了させる方法ですが、やり方は複数あります。症状に応じてソフトなやり方からより強制的なやり方にするかの選択となります。
キーボードが操作できる場合(先ずはソフトを強制終了)
キーボードが操作できる場合、キーボードの操作で「タスクマネージャー」を表示します。
操作の方法は、
1.【Ctrl】+【Alt】+【Delete】のショートカットキーを、同時または順番に押します。
2.青い画面(ブルーバック)に、「ロック」や「ユーザーの切り替え」などの画面が表示されますので、
「タスクマネージャー」をクリックします。そうすると、「タスクマネージャー」が起動します。
3.反応していない【タスク】(使用しているソフト)を選択して、「タスクの終了」をクリックします。
タスクマネージャーから、起動しているタスクを先ずは終了してみましょう。
4.「×」ボタンをクリックして、「タスクマネージャー」を閉じます。
すると、強制終了がスタートします。
電源ボタンを押して強制終了する
Windows10が、マウスやキーボードの操作を全く受け付けない場合には、残念ながらパソコンで電源ボタンを押して、パソコンを強制終了する方法しかありません。
しかし、この方法は最初に書いているようにリスクが伴いますので、あくまでも最後の手段です。
操作の方法は
1.パソコンのハードディスクアクセスランプが点灯・点滅していないことを確認する。また、ハードディスクの動作音がしていないことを確認する(SSDの場合、モーター音はしません)。
※ハードディスクアクセスランプは使用しているパソコンで異なりますので、購入時のマニュアルをご覧ください。
2.パソコンの電源ボタンを、電源が切れるまで5秒以上、長押しをします。
電源ボタンを長押しして強制終了する際は、必ずハードディスクへのアクセスをしていないことを確認してください。
3.長押しした状態で、電源が切れれば、そのまま電源が切れた状態で約30秒程待ちます。
4.パソコンの電源ボタンを通常通りに押して、Windows10を起動します。
以上で、通常通りにWindows10が起動し動作するかを確認する。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Windows10で電源が切れない・パソコンが固まるなど問題が発生した際の強制終了方法を今回はお伝えしました。
Windows10は、以前からのバージョンと比較すると、Windowsのシステムと各ソフトが動いているメモリ領域を分けて使用しているので、ソフトが固まったとしてもWindowsまで固まることは少なくなりました。しかし、そうはいってもWindows自体が固まってしまうしまう場合には、再起動が理想ですが、再起動する出来ない状況の際は強制終了しかありません。
強制終了を行う際は、上記の手順を参考にして、特にハードディスクのアクセスだけは要注意です。
また、強制終了しても自分が作成したファイルは守れるように、いつも定期的な保存とバックアップは忘れずにしておいてください。