Windows10のエクスプローラーに表示される3Dオブジェクトが邪魔
3Dオブジェクトとは?
この3Dオブジェクトというフォルダは一体何のためにあるフォルダなのかと言いますと、Windows10のデフォルトアプリには「3D Builder」という3Dモデリングを行えるソフトが備わっています。簡単に説明すると、3D Builderを使うことで誰でも3Dの模型データを作成することができるのです。
そして、3D Builderで作成した3Dモデルデータを保存しておくファイルが「3Dオブジェクト」フォルダというわけです。
削除しても大丈夫なもの?
上記の文章を読んだ方の中には「3D Builderを使わないなら3Dオブジェクトフォルダは要らないんじゃないの?」と考えた人もいるのではないでしょうか。実のところ、3D Builderを使わないのであれば3Dオブジェクトフォルダは削除してしまっても何の問題もありません。
ただ、3Dオブジェクトフォルダを削除するにはレジストリの編集を行う必要があります。レジストリの編集は一歩間違えればパソコンが動かなくなってしまうこともあるため、慎重に行いましょう。
3Dオブジェクトを削除・非表示にする方法
レジストリエディターが起動したら、左側のツリーフォルダから「コンピューター」→「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「WOW6432Node」→「Microsoft」→「Windows」→「CurrentVersion」→「Explorer」→「MyComputer」→「NameSpace」の順に展開して、NameSpceフォルダの中にある{0DB7E03F-FC29-4DC6-9020-FF41B59E513A}を右クリックしましょう。
続いて、「コンピューター」→「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Microsoft」→「Windows」→「CurrentVersion」→「Explorer」→「MyComputer」→「NameSpace」フォルダの順に展開して、{0DB7E03F-FC29-4DC6-9020-FF41B59E513A}ファイルのエクスポートを取ってから削除しましょう。
この2つのファイルを削除したら、エクスプローラーの「3Dオブジェクト」フォルダがきえているかどうか確認してみましょう。消えていれば作業完了です。
一応非表示になっているだけなので、3Dオブジェクトフォルダが完全に消えたわけではないことを覚えておいてくださいね。