iCloudのセキュリティコードとは?
iCloud内では、たくさんのデータや情報が保存されています。写真やファイルなどはもちろん、パスワードなども保存してくれているのです。
サイトなどでなにかメールアドレスやID、パスワードを入力した際に、『このパスワードを保存しますか?』という表示がでてきますよね。『保存する』を選択すると、次からそれらを求められたときに顔認証もしくはパスコードを入力することで、自動で入力してくれるようになります。
意識せず利用している人は多いと思いますが、この機能を『iCloudキーチェーン』と言います。
iCloudの『セキュリティコード』は、機種変更で新たなデバイスになった時や1度iCloudからサインアウトをしてまたサインインをした際などに、このキーチェーンの記憶を呼び覚ますために必要になります。
いつ設定した?
このセキュリティコード、突然要求されたもののいつ設定したかがわからないのでコード自体も全くわからない…というユーザーが多いようです。
上記でご紹介したようにiCloudキーチェーンに関係があり、セキュリティコードは『iCloudキーチェーン』の利用を始めた際に設定してあるはずなのです。
そして、基本的にはこのコードは使用中、もしくは以前使用していたデバイスのパスコード(iPhoneの画面ロックを解除する時に求められる数字のコード)となっています。
何桁?
基本的にiPhoneを開ける時のパスコードになっているので、4桁もしくは6桁の数字のはずです。
iCloudのセキュリティコードを忘れた場合の対処法
それでは、iCloudのセキュリティコードを要求されたものの、どうしても忘れて思い出せないという時には、いったいどのようにしたらよいでしょうか。
注意したいのはこの場合、むやみやたらと数字を入力しないようにすることです。
もし当てずっぽうで入力して何度も間違えてしまうと、『回数制限を超えました』と表示され、その後iCloudキーチェーンがすべて無効になってしまいます。
つまり、今まで保存しておいたメールアドレスやパスワードなどがすべて削除されてしまうということです…。
そのため、どうしてもわからないという場合には、落ち着いてセキュリティコードをリセットし、変更の処理を行いましょう。
iCloudのセキュリティコードのリセット方法
iCloudのセキュリティコードをリセット・変更をするためには、2台の端末が必要になります。1台の端末では基本的にできないようになっていますので、2台用意して2ファクタ認証ができるようにしましょう。
まとめ
今回は、iCloudの『セキュリティコード』についてご紹介しました。設定した覚えのないコードを要求されてしまったら、まったくわからず少しパニックになってしまうかもしれません。
ですが、この場合にはむやみに入力をせず、基本的には画面ロック解除のパスコードがこのコードに設定されていますので、入力してみてください。
それでも承認されないという場合には、新たにセキュリティコードを設定するしかありません。2つのデバイスがあり、2ファクタ認証を有効にすれば無事に設定をすることができますので安心してください!
iCloudのセキュリティコードがわからず困っているという方は、ぜひこの記事を参考にしてコードを再設定してみてください♪