webhelperとはウイルス?
パソコンの操作中に動作が重いと感じて、タスクマネージャーを見てみると「webhelper(32bit)」というプロセスが動作していることがあります。身に覚えのないプログラムなので、もしかしたらウイルスかもしれない…と、このwebhelperの正体が気になりますよね。
webhelperはウイルスなのかどうかと言いますと、「ウイルス」です。
μtorrentie.exeやwebhelper.dllといった名前でパソコンに侵入しています。webhelperに感染する原因としては、「μTorrent」などのファイル共有ソフト…P2P(Peer to Peer)ソフトを使っていることが挙げられます。μTorrentのプログラムの中にwebhelperが同梱されているため、webhelperはμTorrentのプログラムの一部として扱われます。
ですので、アンチウイルスソフトがwebhelperをウイルスとして検知することが少なく、パソコンに起きる問題の原因がwebhelperだと辿り着けないケースも少なくありません。
webhelperの影響
webhelperは一体どういった影響をパソコンに与えるのかと言うと、デスクトップ上に勝手に広告を表示させます。広告自体が有害であることは少ない(ワンクリック詐欺などの広告が表示されるケースもある)ですが、とにかくランダムに広告を表示させるためにかなり邪魔になります。
また、webhelperが動作するだけでCPU使用率が上がる・メモリを消費するとろくなことがありません。
webhelperの削除方法
それでは、パソコンからwebhelperをアンインストールしてみましょう。
以上がwebhelperの削除方法ですが、「μTorrent」などのwebhelperがパソコンに入るきっかけとなった大本のプログラムを削除しなければ、またwebhelperが勝手にインストールされてしまうため無意味になってしまいます。
μTorrentの利用をやめてアンインストールを行う他にも、P2Pソフトでやり取りするファイルの中にwebhelperが混入していることもあるため、怪しいアプリケーション・ファイルをダウンロードしないことを心がけましょう。