Windows10の起動が遅く10分以上かかる問題
Windows10のパソコンの起動が遅く、立ち上がりに10分以上かかってしまうといった症状に悩まされているユーザーの声を耳にすることがあります。
ずっと黒い画面でくるくる回る読み込み中マークを見続けるのは辛いですよね。
パソコンの起動に時間がかかるというのは単純にストレスが溜まりますよね。ビジネスで使う場合は起動時間が遅いほど仕事に着手するのが遅くなりますし、家でパソコンでネットサーフィンやゲームしたいという方も、起動に10分以上もかかるとくたびれてしまうでしょう。
この記事では、Windows10の起動が遅く10分以上かかる原因と対処法についてご紹介していきます。
Windows10の起動が遅く10分以上かかる原因と対処法
それでは、Windows10の起動が遅く10分以上かかる原因と対処法を説明します。
PCスペックが低い
単純にCPUの性能が低い・メモリの容量が少ないといった場合もWindows10の起動が遅くなる理由としては十分です。Windows7などのパソコンからWindows10に移行した場合、こういった状態になるのは珍しくありません。
この場合は、CPUやメモリを交換するなどの対処を行うことでスムーズに起動するようになります。
一度下記記事を参考にWindows10に必要なスペックを満たしているか確認しましょう。
Windowsのシステムに問題が発生している
Windowsのシステムファイルが破損していると、システムが正常な動作をしなくなってしまいますし、OSの起動スピードにも当然影響を及ぼします。
この場合は、システムの復元やコマンドによる修復を試してみましょう。下記リンク先の記事にて方法を紹介していますので、併せてご覧ください。
HDDからSSDに換装する
Windowsパソコンの一般的なストレージと言えばHDD(ハードディスクドライブ)で、OS(Windows10)をここから読み込んで起動します。ですが、HDDは読み込み速度が遅いという欠点が挙げられます。正常な環境であっても、起動するのに1分、ログイン完了してから操作できるようになるまでさらに時間がかかります。
また、HDDの空き容量が少なくなるほどアクセスに時間がかかるようになってしまいます。
そこで、HDDからSSD(ソリッドステートドライブ)に換装する・またはSSDを増やしてOSをSSDに置くという方法があります。SSDはデータへのアクセス速度が爆速なので、パソコンが起動して操作できるようになるまで数十秒程度で済んでしまうというメリットがあります。
SSDは年々安くなってきていますので、速度にお悩みの場合は導入してみてはいかがでしょうか。
パソコンの設定を見直す
Windows10の設定である高速スタートアップが有効になっていなかったり、不必要なスタートアップ・サービス・プロセスが多い場合、パソコンの起動速度が遅くなってしまいます。下記リンク先の記事にでそれらの項目の対処法について説明していますので、併せてご覧ください。