TrelloとSlackを連携する方法!連携して簡単にタスク管理しよう

TrelloとSlackを連携する方法!連携して簡単にタスク管理しよう

Trelloはタスク管理やToDoリスト管理で役立つ サービスです。TrelloはSlackと連携することができ、ビジネスチャットにSlackを使っていた場合はタスク管理を効率的に行なえます。今回はSlackとTrelloを連携させる方法を解説していきます。


目次[非表示]

  1. SlackとTrelloを連携させるメリットとは?
  2. SlackとTrelloを連携させる方法
  3. SlackとTrelloを連携させてできること

SlackとTrelloを連携させるメリットとは?

SlackはZoomやGoogle Driveなど様々なサービスと連携することができますが、その中にTrelloというチーム内のタスク管理・ToDoリスト作成に便利なサービスと連携することができます。

SlackにもToDoリスト作成に応用できる機能がありますが、機能面が乏しくSlack公式のヘルプセンターでも外部のサードパーティ製アプリ・サービスを利用する方法を紹介しているほどです。

そんなタスク管理に役立つTrelloとSlackを連携させるメリットをいくつか見ていきましょう。

タスク管理・ToDoリスト管理がしやすくなる

Slackの機能だけでタスク管理をすることは非効率で難しいですが、Trelloはタスク管理・ToDoリスト管理に特化したサービスなので、上手に組み合わせれば仕事で溜まっていくタスクなどをカンタンに管理できます。

Trelloはタスクごとに期限を設定することも出来るのでリマインダーとしても機能します。そのため期限さえ設定しておけば催促メールなどを送信する必要もなくなるでしょう。

チャットツールとタスクツールを分離できる

Slackはビジネス向けに作られたチャットツールとはいえ、タスク管理機能が優れているかと言うとそうではありません。

代わりに他のサービスと連携する機能に優れており、その中に含まれているTrelloを使用することでタスク管理効率を高めることができます。

Trelloにアクセスせずタスクを追加できる

Trelloを使ってタスク管理を行い、社内でのやり取りはSlackで行なっている形式の場合、タスクを追加するためにTrelloにアクセスしなければなりません。

ですがSlackと連携することでSlackからTrelloに対してタスクを追加することができます。

SlackからTrelloにタスクを追加した場合、その作業がチャットとしてSlackに残るので、チャットさえ見ればタスクの追加漏れにすぐ気づけます。なんのタスクが追加されたのかもわかるので、チャットのやり取りとタスク管理を効率的に行なえます。

SlackとTrelloを連携させる方法

それではSlackとTrelloを連携させる方法を見ていきましょう。

事前準備

SlackとTrelloを連携させる前に、いくつかやっておかなければならないことがあります。

  • Slackアカウント・Trelloアカウントの作成
  • Trelloを導入するSlackワークスペースの作成
  • Slackと連携するTrelloチームの作成
この3点が済んでいない方は事前に済ませておいてください。この記事では上記3点が完了している前提で連携手順を解説しています。

連携の流れ

Slackのワークスペース
アカウントの準備ができたらSlackのワークスペースを開きます。

Slackで外部のサービスと連携する際は必ずワークスペース単位で行います。複数のワークスペースに導入する場合はワークスペースごとに同じ手順で連携するようにしてください。

メニューの[Add apps]をクリック

次に左メニューの[Add apps]をクリックします。

Trelloを検索して[Add]をクリック
続いて、Trelloを検索して[Add]をクリックします。

検索せずアプリ一覧をスクロールしてTrelloを見つけることも可能です。

[Add to Slack]をクリック
[Add to Slack]をクリックします。
「Slackに追加する」をクリック
SlackとTrelloを連携することで出来ることが簡単に紹介されます。必須ではありませんが軽く目を通しておくと良いでしょう。

Trelloの紹介を簡単に見たら[Slackに追加する]をクリック。

連携するチームを選択
Trelloで作成してあるチームが一覧表示されるので、連携するチームを選択します。
[Add to Slack]をクリック
Trello公式サイトが開かれてSlackチーム(ワークスペース)とのリンクボタンが表示されるので[Add to Slack]をクリックします。
SlackからTrelloに対するアクセス情報の確認画面の「Allow」をクリック
SlackからTrelloに対するアクセス情報の確認画面が表示されます・そのまま[Allow]を押して次に進んでください。
SlackワークスペースのApps欄のTrello
連携が完了するとSlackワークスペースのApps欄にTrelloが追加されます。

これでSlackとTrelloとの連携が完了しました。

SlackとTrelloを連携させてできること

Slackと連携したTrelloの使い方を見ていきましょう。

Trelloをチャンネルに追加する

Trelloを連携した直後ではアプリごとに自動生成される専用チャンネルでしか利用できません。

Trelloを追加したいチャンネルを選択した状態で「/invite @trello」を送信
任意のチャンネルに追加する場合は、Trelloを追加したいチャンネルを選択した状態で「/invite @trello」を送信します。

これで指定したチャンネルでもTrelloを操作できるようになります。

ボードをチャンネルにリンクする

Trelloで管理するタスクやToDoリストはボード単位で管理されます。そのため、SlackでTrelloを使えるようにするにはチャンネルをリンクする必要があります。

チャンネルへのリンクは以下のコマンドで追加します。

/trello link ボードURL
ボードをチャンネルにリンク
例えばこのように記述します。
[Join]をクリック
するとボードの追加メッセージが表示されますが、Trelloのチームに加入していない方は[Join]をクリックしてTrelloのチームにアクセスできるようにします。

ボードを追加した本人など、既にTrelloのチームに参加している方はクリックする必要はありません。

これでSlackからタスクの閲覧・作成などを行えるようになります。複数チャンネルある場合はそれぞれ追加するようにしましょう。

タスク追加

SlackとTrelloを連携させることで、これまでTrelloにアクセスしないと追加できなかったタスクをSlackから追加できるようになります。

「/trello set-list」を送信
まずはタスクを追加するリストを指定する必要があるので、追加対象のリストを選択するコマンド「/trello set-list」を送信します。
タスクを追加したいリストを選択
すると作成済みのリストを選択できるメッセージが表示されるので、タスクを追加したいリストを選択します。
デフォルトのリストの変更
すると、デフォルトのリストが変更されます。

以降、同様の手順でリンクするリストを変更しない限り、先程選択したリストが編集対象・通知対象になります。

この状態で以下のコマンドを送信するとカードを追加できます。

/trello add カード名(タスク名)
リストへのタスクの追加
追加が完了した後にTrelloを確認するとタスクが追加されていることを確認できるはずです。

SlackからTrelloに通知する

Trelloのアクティビティログのメッセージ通知
Slackで行った操作は自動的にTrelloのアクティビティログにメッセージ通知が行くようになっています。

何か個別に設定しなければならないことはありません。ただしTrello側でタスクを追加した場合、Slackには通知できない仕様であり、Trello・Slackともに有料プランに切り替えてもできないので注意してください。

SlackとTrelloの連携はあくまでSlackからTrelloを操作するためのアプリケーションと思っておくといいでしょう。


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