ExcelのLOG10関数とは?
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Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「LOG10関数(ログ・トゥー・ベース・テン)」というものがあります。LOG10関数とは、指定した数値の常用対数を求めることができる関数です。
常用対数とは、底が「10」の対数のことを指します。常用対数は数学で使用することがあり、Excelで常用対数を求めたいというシーンもあるかと思います。しかし、いちいち公式を使用して常用対数を求めるのは面倒ですよね。そこで、LOG10関数を使用することで簡単に常用対数を求めることができますよ。この記事では、LOG10関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのLOG10関数の使い方
それでは、ExcelのLOG10関数の使い方を説明していきます。まずは、LOG10関数の数式から説明します。LOG10関数の数式は「=LOG10(数値)」となります。引数の「数値」で、数値(進数)の指定を行います。0以下の数値は指定できないので、注意しましょう。
![C3セルに「=LOG10(B3)」と入力](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/105/705/original.jpg?1707262771)
![常用対数を求めることができた](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/105/706/original.jpg?1707262831)
![残りの数値の常用対数を求めることができた](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/105/707/original.jpg?1707262903)
常用対数は公式で求めようとすると多少面倒ですが、LOG10関数を使用すればこのように素早く常用対数を求めることができます。注意点としては、LOG10関数における「底」は「10」で固定されているため、任意の数値を「底」として対数を求めたい場合は「LOG関数」を使用する必要があるといった点です。LOG10関数とLOG関数を、シーンに応じて使い分けてみてくださいね。