ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントする方法!

ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントする方法!

Microsoft ExcelのCOUNTIFS関数を使用する際に、複数条件をORでカウントしたいと思ったことはありませんか?ORでのカウントもできますよ。この記事では、ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントしたい
  2. ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントする方法

ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントしたい

Microsoft ExcelのCOUNTIFS関数を使用する際に、複数条件をORでカウントしたいと思ったことはありませんか?「COUNTIFS関数」とは複数条件に一致しているセルの個数を調べる関数ですが、その複数条件を増やしたいというシーンもあるかと思います。

そういった場合は、OR(または・もしくは)で条件を指定することも可能ですよ。この記事では、Microsoft ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントする方法をご紹介していきます。

ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントする方法

それでは、ExcelのCOUNTIFS関数で複数条件をORでカウントする方法を説明していきます。まずは、COUNTIFS関数の数式から説明します。

COUNTIFS関数の数式は「=COUNTIFS(条件範囲1,検索条件1,[条件範囲2,検索条件2]),…」のようになっています。第1引数の「条件範囲1」で検索対象のセル・セル範囲を指定します。第2引数の「検索条件1」で条件範囲1の中からセルを検索する条件を指定します。文字列を指定する場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で囲みます。それ以降の条件範囲と検索条件の組み合わせは、最大で127個まで指定することができます。

年齢の入った表
実際に、COUNTIFS関数で複数条件をORでカウントしてみましょう。画像の左側の表から、「30歳以下もしくは40歳以上」の条件に該当する人数をORでカウントしていきます。
F3セルに「=COUNTIFS(C3:C12,"<=30")+COUNTIFS(C3:C12,">=40")」と入力
画像の例では、F3セルに「=COUNTIFS(C3:C12,"<=30")+COUNTIFS(C3:C12,">=40")」と入力しています。前半のCOUNTIFS関数で「<=(小なりイコール)」を使用して30歳以下を・後半のCOUNTIFS関数で「>=(大なりイコール)」を使用して40歳以上を指定しています。
30歳以下もしくは40歳以上の条件に当てはまる人数を調べることができた
これで、30歳以下もしくは40歳以上の条件に当てはまる人数を調べることができますよ。
「=COUNTIFS(C3:C12,"<=30")+COUNTIFS(B3:B12,"女")」と入力
次は、「30歳以下もしくは女性」の条件で人数を出力してみましょう。「=COUNTIFS(C3:C12,"<=30")+COUNTIFS(B3:B12,"女")」と入力して、前半のCOUNTIFS関数で30歳以下・後半のCOUNTIFS関数で女性を指定しています。
30歳以下もしくは女性という複数列の条件に当てはまる人数を調べることができた
これで、30歳以下もしくは女性という複数列の条件に当てはまる人数を調べることができました。このように、簡単に複数条件をORでカウントすることができますよ。

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