Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「CHAR関数(キャラクター)」というものがあります。CHAR関数とは、引数に指定した文字コードが表している文字を取得することができる関数です。
この記事では、ExcelのCHAR関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのCHAR関数の使い方
それでは、ExcelのCHAR関数の使い方について説明していきます。まずは、CHAR関数の数式から説明します。CHAR関数の数式は「=CHAR(数値)」となります。引数の「数値」にて、文字コードを10進数の数値で指定を行います。これにより、ASCIIコードまたはJISコードに対応する文字が返ります。ASCIIコードを指定した場合は半角文字が・JISコードを指定した場合は全角文字が返ります。
CHAR関数の注意点ですが、環境依存文字には未対応のため特殊記号を返すことはできないといった点には注意しましょう。
ちなみに、文字コードの「Unicode」で文字を返してもらいたい場合は「UNICHAR関数(ユニコードキャラクター)」を使用します。UNICHAR関数の数式は「=UNICHAR(数値)」なので、CHAR関数と同様の使い方ができますよ。
以上が、ExcelのCHAR関数の使い方の説明となります。10進数の文字コードから文字を返すことのできるCHAR関数は便利なので、試してみてくださいね。また文字コードを16進数で指定したい場合は「HEX2DEC関数」を併用してみましょう。下記リンク先の記事にてHEX2DEC関数の使い方を説明していますので、興味のある方はご覧ください。