ExcelのCHAR関数の使い方を紹介!

ExcelのCHAR関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「CHAR関数」というものがあります。CHAR関数とは、引数に指定した文字コードが表している文字を取得することができる関数です。この記事では、ExcelのCHAR関数の使い方をご紹介しています。


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  1. ExcelのCHAR関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「CHAR関数(キャラクター)」というものがあります。CHAR関数とは、引数に指定した文字コードが表している文字を取得することができる関数です。

この記事では、ExcelのCHAR関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのCHAR関数の使い方

それでは、ExcelのCHAR関数の使い方について説明していきます。まずは、CHAR関数の数式から説明します。CHAR関数の数式は「=CHAR(数値)」となります。引数の「数値」にて、文字コードを10進数の数値で指定を行います。これにより、ASCIIコードまたはJISコードに対応する文字が返ります。ASCIIコードを指定した場合は半角文字が・JISコードを指定した場合は全角文字が返ります。

C2セルに「=CHAR(B2)」と入力
実際に、CHAR関数を使用してみましょう。画像の例ではC2セルに「=CHAR(B2)」と入力することで、B2セルに入力されている文字コードの「90」から対応する文字を出力しようとしています。
結果に「Z」が返った
結果は「Z」が返りました。ZをASCIIコード表に当てはめると10進数では「90」なので、正しく出力されていることが確認できます。

CHAR関数の注意点ですが、環境依存文字には未対応のため特殊記号を返すことはできないといった点には注意しましょう。

ちなみに、文字コードの「Unicode」で文字を返してもらいたい場合は「UNICHAR関数(ユニコードキャラクター)」を使用します。UNICHAR関数の数式は「=UNICHAR(数値)」なので、CHAR関数と同様の使い方ができますよ。

以上が、ExcelのCHAR関数の使い方の説明となります。10進数の文字コードから文字を返すことのできるCHAR関数は便利なので、試してみてくださいね。また文字コードを16進数で指定したい場合は「HEX2DEC関数」を併用してみましょう。下記リンク先の記事にてHEX2DEC関数の使い方を説明していますので、興味のある方はご覧ください。

Excelで16進数を10進数に変換する方法を紹介!

Microsoft Excelで、16進数を10進数に変換したいと思ったことはありませんか?16進数の値を取り扱っていて10進数に変換したい場合は、HEX2DEC関数を使用します。この記事では、Excelで16進数を10進数に変換する方法をご紹介しています。

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