ExcelのFIXED関数の使い方を紹介!

ExcelのFIXED関数の使い方を紹介!

Excelで使用できる関数の1つに、FIXED関数があります。FIXED関数とは、数値を引数で指定してから桁区切りを設定した値を文字列として取得したり小数点を付与することのできる関数です。この記事では、ExcelのFIXED関数の使い方をご紹介しています。


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  1. ExcelのFIXED関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「FIXED関数(フィックスド)」というものがあります。FIXED関数とは、数値を引数で指定してから桁区切りを設定した値を文字列として取得したり小数点を付与することのできる関数です。

金額などのデータを数値として取り扱う際に、桁区切りされていないとひと目見ていくらなのか分かりづらいというケースは珍しくないですよね。そこで、FIXED関数を使用して桁区切りを行うことで分かりやすくなり取り扱いやすくするといったことが可能ですよ。この記事では、ExcelのFIXED関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのFIXED関数の使い方

それでは、ExcelのFIXED関数の使い方を説明していきます。まずは、FIXED関数の数式から説明します。FIXED関数の数式は「=FIXED(数値,桁数,桁区切り)」となっています。第1引数の「数値」で、元の数値の指定を行います。第2引数の「桁数」で、四捨五入を行いどの桁まで求めるのかを指定します。小数点を軸として「-2/-1/0/./1/2/3」のように指定します。1桁目が「0」でそれ以上の桁が負の数で-1ずつ、1桁以下は逆に正の数で+1ずつ増えると覚えればOKです。第3引数の「桁区切り」で、桁区切り記号を入れるかどうか論理値で指定を行います。「TRUE」で桁区切り記号を入れない・「FALSE」で桁区切り記号を入れます。

C2セルに「=FIXED(B2,-3,FALSE)」と入力
実際に、FIXED関数を使用してみましょう。画像の例では、C2セルに「=FIXED(B2,-3,FALSE)」と入力することで、B2セルに入力されている「123456789」の数値から4桁目を指定して四捨五入を行っています。そして「桁区切り」は「FALSE」なので、桁区切り記号を付与しています。
C2セルに「123,457,000」と桁区切り記号と小数点を出力した数値が表示された
これによりC2セルに「123,457,000」と桁区切り記号と小数点を出力した数値が表示されました。以上が、ExcelのFIXED関数の使い方の説明となります。

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