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Microsoft Excelでは、「シリアル値」という値を使用することがあります。日付などのデータを取り扱う場合は、シリアル値の扱い方を覚えておくと便利ですよ。この記事では、Microsoft Excelのシリアル値とは何かについてご紹介していきます。
Excelのシリアル値とは何か?
それでは、シリアル値について説明していきます。Excelにおけるシリアル値とは、日時を計算するために使用される数値のことを指します。シリアル値の起点日は「1900年1月1日0時00分」に設定されています。起点日からカウントして、1日経過することにカウントが1つずつ増えていく仕様になっています。Excelで1日経過させる場合は、シリアル値が1つ増えるということですね。ちなみに1時間を計算する場合はシリアル値を「24(1日=24時間)」で割ればOKです。
シリアル値の扱いにおいては注意点があり、起点日がPCのOSにより異なります。Windowsでは1900年1月1日が「1」・Macでは1904年1月1日が「0」に指定されています。現在のExcelでは起点日を1900年か1904年のどちらかに変更することができますが、基本的にはOS準拠のもので問題ありません。例えばWindowsで作成したブックをMacで読み込んだ場合、自動的に1904年が起点日に変更されるようになっていますよ。
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上記のようにシリアル値に変換するのではなくシリアル値から日付を表示させたい場合は、セルの書式設定から「日付」を選択して任意の表示形式を設定すればOKですよ。以上が、Excelのシリアル値についての説明となります。