ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方を紹介!

ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方を紹介!

Excelで使用することができるようになったREGEXREPLACE関数をご存知でしょうか?使用できるようになる正規表現関数の1つが「REGEXREPLACE関数」です。この記事では、ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方について説明していきます。


目次[非表示]

  1. ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方

Microsoft Excelで新たに使用することができるようになった「REGEXREPLACE関数」をご存知でしょうか?2024年5月21日に、MicrosoftがExcelに正規表現を用いた関数を追加することをアナウンスしました。今後、正式リリースされます。

正規表現(REGEX)は、特定のパターンの文字列の集まりについて文字列で表現するための方法の1つです。文字列が特定パターンに対してマッチするか調べる・マッチした文字列を他の文字列に置き換える・パターンに一致する箇所の抽出を行うのに使用します。そして、追加される正規表現関数の1つが「REGEXREPLACE関数」です。この記事では、ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方について説明していきます。

ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方

それでは、ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方について説明していきます。まずは、REGEXREPLACE関数の数式から説明します。REGEXREPLACE関数の数式は「=REGEXREPLACE(文字列,パターン,新しい文字列)」となります。第1引数の「文字列」で、文字列または置き換えたい文字列を含むセルを指定します。第2引数の「パターン」で、正規表現の指定を行います。第3引数の「新しい文字列」で、パターンと一致するすべての値と置き換える文字列の指定を行います。

C2セルに「=(B2,"[あ-ん]","")」と入力
実際に、REGEXREPLACE関数を使用してみましょう。画像の例では、B2セルに「夏季(かき)」と入力してありますね。C2セルに「=(B2,"[あ-ん]","")」と入力することで、B2セルの文字列の中にあるひらがなを指定して空白に置き換えていきます。
C2セルに「夏季()」が出力された
これで、C2セルに「夏季()」が出力されました。括弧の中に入力されていたひらがなが消えていることが分かりますね。このように、REGEXREPLACE関数を使用することで正規表現に基づいて文字列を置き換えることができますよ。以上が、ExcelのREGEXREPLACE関数の使い方の説明となります。

関連記事