iPhoneの飛行機マークの機内モードとは?活用方法を解説!

iPhoneの飛行機マークの機内モードとは?活用方法を解説!

4G、Wifi、GPSなどの無線機能を無効にする「機内モード」。 飛行機に乗るときにだけ使うと思われがちですが、機内モードを使うといろんなメリットがあるんです。 今回は、機内モードの設定のやり方と知っていると便利な活用方法を紹介したいと思います。


目次[非表示]

  1. iPhoneの機内モードとは
  2. iPhoneの機内モードのやり方を解説
  3. こういうときに機内モードは使える!
  4. ロック画面では機内モードは解除できない?
  5. 機内モード中でもアラームは鳴るの??
  6. フライトモードでもGPSは使えるの??
  7. まとめ

iPhoneの機内モードとは

あなたはiPhone・iPadの機内モードを活用していますか?

機内モードを有効にすると、iPhone・iPadの画面左上に飛行機のマークが出てくるので、飛行機で使うものだと思いがちです。

機内モードは、もともと飛行機に登場する際に、iPhone・iPadの電源を切らなくても搭乗することができることを目的として搭載された機能のことです。

iPhone・iPadは、4G/LTE、Wifi、Bluetooth、GPSなどの通信機能が搭載されており、常時通信を行なっています。

機内モードは簡単にいうと、着信通知がされなくなります。そのため作業に集中したい時、通知を受けたくないときに便利です。

こうした通信機能をすべて無効にするモードを「機内モード(フライトモード)」と呼びます。

飛行機に乗るときにだけ使うと思われがちですが、機内モードを使うと実はいろんなメリットがあるんです!

そこで今回は、機内モードの設定のやり方と便利な活用方法を紹介していきたいと思います。

iPhoneの機内モードのやり方を解説

ここからは、iPhone・iPadの機内モードの設定のやり方を見ていきましょう。

設定方法といってもとても簡単なので、実際に、iPhone・iPadを操作しながら
試して見てください。

iPhoneの機内モードの設定の仕方

機内モードを有効にするやり方は2つあります。

一つ目は、コントロールパネルから有効にする方法です。

iPhoneの画面を下から上にスワイプすると、以下のような画面が表示されますので、枠のアイコンをタップしてみましょう。

すると、飛行機マークが以下のように変化したと思います。

この状態になれば、フライトモードが「オン」になっています。

Wifi、GPSのアイコンに斜線が引かれているのは、機能が無効になっているという意味です。

もう一つの方法は、設定アプリから行う方法です。

設定アプリを開き、枠の部分をタップしてください。

画面左上に飛行機マークが表示されていれば、フライトモードが「オン」になっています。

Wifi、GPSも無効になっていることが確認できますね。

iPhoneの機内モードの解除の仕方

基本的には、設定の逆のことを行います。

一つ目の方法は、再度コントロールセンターの機内モードアイコンをタップすることでオフにすることができます。

二つ目の方法も同様に、設定アプリを起動し、機内モードの緑色のスイッチをタップし、白になれば「オフ」となります。

以上で設定は完了です。

これで通知がならなくなりました。

Androidなどでは、機内モードが解除できないなどのトラブルがあるようですが、基本的に、iPhoneでは機内モードが解除できないことはありません。

上記の設定で解除できない場合は、Appleへ問い合わせを行ったほうがいいでしょう。

こういうときに機内モードは使える!

機内モードの利用用途がわからないという方向けにこういうときに機内モードは使える!というのをご紹介します。

飛行機に乗るときに便利!機内モードで電波を遮断

飛行機での移動の際、暇な時間をiPhone・iPadでアプリや動画を楽しみたいですよね。

そんな時は、機内モードをオンにしておきましょう。

そうすれば、飛行機内でもiPhone・iPadを使用することができます。

ですが、場合によっては機内モードであっても使用も制限されることがありますので、
飛行機に乗ってiPhone・iPadを使用する際はアナウンスを聞いて使用しましょう。

また、機内モードにしておけば、機内でもiPhone・iPadが利用できますが、原則として”電源を切る”のがベストです。

機内モード+Wi-Fiでパケット代を節約

機内モードでも、Wi-Fiを利用することができるのはご存知でしたか?

機内モードを利用しながら、Wi-Fiを利用するメリットは、パケット代の節約です。4G回線を利用しないため、通信は全てWi-Fi経由の通信となります。

ですので、自宅やコンビニなどフリーのWi-Fiがある場所では、機内モードをオンにしておくことをオススメします。
※ただし知らないWifiには怪しいものもありますので、信用できるもののみ利用しましょう。

iPhone・iPadの機内モードでバッテリーを節約

機内モードに設定しておくと、電波がWi-Fiのみに限定されるため、バッテリーを節約することができます。

家に帰ってきて、Wi-Fiがある環境にいる場合は、積極的に機内モードをオンにしましょう。

4G回線の電波を拾っても、Wi-Fiで繋がっているので意味がありません。

補足ですが、機内モードの状態で充電を行うと通常よりも早く充電することができます。

4Gの電波を受信しないので充電が早くなるというわけです。

ロック画面では機内モードは解除できない?

iOS 11では、ロック画面で機内モードを解除することができなくなっています。

上記で解説した方法で、機内モードの設定及び解除を行いましょう。

Wifi、GPSの設定もロックを解除してから出ないと設定変更できないようです。
 

機内モード中でもアラームは鳴るの??

結論から言うと、機内モード中でもアラームは鳴ります。

機内モードは、4G/LTE、Wifi、Bluetooth、GPSなどの通信機能を無効にする機能なので、アラームなどの機能は無効になりません。

ただし、アラームはなりますが、着信は無効になるので電話に出る必要がある場合などは機内モードの設定を解除しましょう。

また、メールの着信の通知など、インターネットを利用するアプリケーションの全ての通知も来ないので気をつけましょう。
 

フライトモードでもGPSは使えるの??

フライトモードでもGPSを使うことはできます。

あまりないとは思いますが、ジョギングやランニングの時など、バッテリーを節約しながら自分がどこを通ったのかを記録したい場合に利用できるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

iPhoneの機内モードは、ただ電波を無効にするだけではなく、様々なメリットがあることがわかりました。

機内モードの要点をまとめ

  1. パケット代が節約できる。
  2. 充電が早くできる。
  3. バッテリーの消費を抑えることができる。
  4. 着信は受け取ることができない。
  5. iPhoneのアラームは鳴る。
「iOS 11」のiPhone・iPadでの機内モードの注意点があるので最後に記載しておきます。

一度機内モードを「オン」にした状態で、Wifii及びBluetoothを「オン」にし、機内モードを「オフ」にして再度「オン」にしたときに、Wifi及びBluetoothが「オフ」になりません。

つまり、前回の機内モードの状態をiPhoneが記憶しています。

これがちょっと厄介で、例えば飛行機に乗るときに、機内モードを有効にしても、前回の状態がWifi及びBluetoothがオンになっていれば、その状態で機内モードになってしまうということです。

これでは機内モードの意味がありませんので、設定からiPhoneのWi-Fi及びBluetoothがちゃんとオフになっているかしっかり確認しましょう。


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