Chrome Canaryとは
みなさんはChrome Canaryをご存知でしょうか?
普段Google Chromeを使っている方はChrome Canaryとは何?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
Chrome CanaryとはChromeで今後登場する新機能を試している言わば開発版・dev版のChromeの事です。開発者や新機能をいち早く使ってみたいという方が好んでChrome Canaryをインストールして利用しています。
今回はChrome Canaryのインストールの方法、Chromeとの併用は可能か、通常版との違いなどを解説していきます。
Chrome Canaryの意味・読み方
まずChrome Canaryの読み方ですが、Canaryは日本語では「キャナリー」と読みます。
Canaryの意味は鳥の「カナリア」の事を指しています。Chrome Canaryのアプリのアイコンの色もカナリアの色になっています。
Chrome CanaryはChromeと併用可能?
Chromeの開発版であるChrome Canaryは、通常のChromeと併用可能です。
ですので、すでにChromeをインストールしている方でもChrome Canaryをインストールして利用することができます。
Chrome Canaryは日々日々アップデートされていて、新機能が登場することもあればバグが発生することもあります。
Chrome Canaryを常に使いたいという方でも安定的にChromeを使いたいケースでは通常版を利用した方が無難です。ぜひいつでも使えるように両方ともインストールしておきましょう。
Chrome Canaryのインストール
それでは早速Chrome Canaryをインストールしてみましょう。
「Chrome Canaryをダウンロード」のボタンからChrome Canaryをダウンロードできます。
Chrome CanaryはWindows/Mac/Android版があります。
今回はMacでChrome Canaryをダウンロードしました。
dmgファイルを展開し、Chrome CanaryをApplicationsフォルダに移動させておきましょう。
もちろん拡張機能やテーマなどは通常のChromeとは別になりますのでご注意ください。
以上でChrome Canaryのインストールは完了です。もちろん通常のChromeも併用することができます。今見ているウィンドウは通常のChromeなのか、Chrome Canaryなのか混同しないようにしておきましょう。
ChromeとChrome Canaryの違い
Chrome Canaryと通常のChromeの違いですが、大雑把にですが、ご紹介していきます。
アップデート頻度
ほぼ毎日アップデートがあります。新機能が出てくることもありますが、もちろんバグが含まれていることもあります。
設定できる範囲がより多い
開発版ということもあり、通常のChromeよりも設定できる項目が多いです。利用できるブラウザのAPIであったり、より最先端の機能を試すことができるので開発者の方にとってはとても重宝します。
とにかく速い!
Chrome Canaryでページ表示の速度であったり、動作がとても快適です。インストールして間もないので下手な拡張機能が入っていないことも影響していますが、体感レベルですが通常のChromeよりも高速に利用できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Chrome Canaryですが、通常のChromeと併用できますので入れておいて損はないブラウザです。
特に何かChromeで問題が発生した場合に、Canaryではそれが再現しなかった!という事もありますのでCanaryを入れておく価値はあると思います。
更にCanaryでもアカウントは同期できますので、すぐに通常のChromeと同じ使い勝手にすることは可能です。ぜひChrome Canaryをインストールしてみましょう。