Chromeで正規表現を使って検索したい
ブラウザ・Google Chromeで、正規表現を使って検索したいと思ったことはありませんか?正規表現とは、文字列を「1つの文字列」で表す表記方法です。正規表現は、主にテキストエディタやプログラミング言語で使用される表記方法となります。正規表現を使用することで、文字列を様々な条件で検索することができるようになりますよ。
ですので、Webページを閲覧している最中に正規表現を用いてページ内検索をしたいというユーザーの方も少なくないと思います。Chromeでは「Ctrlキー+Fキー」の同時押しで検索ボックスを呼び出すことができますが、この検索ボックスは正規表現には対応していません。正規表現を使用したい場合は、拡張機能を導入する必要があります。この記事では、Google Chromeで正規表現を使って検索する方法をご紹介していきます。
Chromeで正規表現を使って検索する方法
数字の正規表現を使用したい場合は、「Aa」ボタンをクリックすることでそちらも検索可能となります。以上が、Google Chromeで正規表現を使って検索する方法の説明となります。以下に正規表現で使用する記号の一部(記号・意味・使用例)を記載するので、ぜひ使用してみてくださいね。
- .:任意の1文字に一致するワイルドカード文字。「a.b」とした場合にabb・aab・acbはマッチする、abcの場合はマッチしない。
- *:直前の文字の0回以上の繰り返し。「a*b」とした場合には指定したaで始まった文字列が続き、ab・aab・aaabなど最後がbの文字列がマッチする。
- ^:行の先頭。「^abc」とした場合、行の先頭がabcのものにマッチする。
- $:行の末尾。「$abc」とした場合、行の末尾にあるabcにマッチする。
- [x]:指定した文字xのうち、任意の1文字。「人数[123]」とすると人数1・人数2・人数3にはマッチするが人数4にはマッチしない。
- [^x]:指定した文字xのうち、x以外の文字。「abc[df]」とするとabcd・abcfにはマッチしない。abceなどにはマッチする。
- [x-y] :文字範囲を指定する。指定した文字範囲内の任意の1文字。「[a-z][a-z0-p]*」の場合、任意の英数字が続く文字列にマッチする。
- \x:文字をエスケープする。特殊文字を指定する場合に使用する。「a[a\]」とすると、[a]の文字列にマッチする。
- \<単語:単語の先頭。「\<abc」とした場合abcで始まる単語のみマッチする。単語の中にabcがあってもマッチしない。
- 単語\>:単語の末尾。「abc\>」とした場合に単語の末尾がabcの場合のみマッチする。先頭や途中にabcがあってもマッチしない。