Chromeのサイト丸ごと自動翻訳できる「ページ翻訳」について
Chromeには、標準で自動翻訳してくれる機能「ページ翻訳」が備わっています。
Chromeで検索をしていて、うっかり英語や中国語など外国語のウェブページを開いたことはないでしょうか。
このページ翻訳を設定していれば、外国語のウェブページを開いた瞬間に翻訳を自動で行い、サイトごとに日本語でページを開いてくれます。
標準機能なので、拡張機能の追加やインストールは必要とせず、設定だけでサイトごとの翻訳機能のオン/オフができるので便利です。
Chromeのページ翻訳の設定方法
実際のChromeの設定方法をPCとスマホでそれぞれ紹介していきます。
PCで使う場合
以下の設定方法で使用しているChromeのバージョンは「72.0.3626.96」です。
英語サイトをページ翻訳する
Chromeの右上の3つの点をクリックし、表示されたメニューから「設定」をクリックします。
その他の外国語サイトをページ翻訳する
英語以外の外国語を日本語に翻訳したい場合は、該当する外国語のデータをダウンロードする必要があります。
設定画面の「言語」を開きます。
Googleでは100以上の言語に対応しているので、多くて該当の言語が見つからない場合は検索しましょう。
外国語のウェブページを開いても自動でサイト翻訳されない場合は、URL横にあるGoogleのページ翻訳のアイコンをクリックしてください。
英語の時と同じように「原文のページを表示」をクリックすると、元の画面に戻ります。
スマホで使う場合
使用したスマホ(Android)のChromeバージョンは「72.0.3626.76」です。
英語サイトをページ翻訳する
その他の外国語サイトをページ翻訳する
基本的にはスマホもPCの方法と同じです。
使い方は今までと同様に、該当の言語のウェブページを開けば日本語にサイト翻訳してくれます。
自動翻訳できない場合はどうする?
もしChromeで外国語ウェブページのURLを開いても自動翻訳できない場合は、以下を試してみてください。
Chromeの設定画面を閉じる
設定画面を複数開いていると自動翻訳できない場合があるようです。
一旦設定画面を全て閉じ、Google Chromeをリロードしてください。
設定のON/OFFを行う
ページ翻訳のON/OFFの切り替えを何度か行ってみてください。
その後はGoogle Chromeの画面をサイトごとにリロードしてください。
Chromeのバージョンアップを行う
それでも翻訳できない場合は、Google Chromeのバージョンアップを行ってみてください。
PCであれば、メニューから「ヘルプ」を選択し「Google Chromeについて」をクリックするとバージョンアップが可能です。
スマホであれば、PlayストアでChromeが更新可能かどうかを確認してください。
翻訳サービスを使う
どうしても翻訳できない場合は外部の翻訳サービスを使うと簡単にページ翻訳することができます。おすすめのページ翻訳サービスについて下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ
設定してみると、思っている以上に簡単なのがわかります。
海外のニュースをみたい場合や外国に旅行に行く場合など、サイトごとに外国語のウェブページを開く場合はぜひこのChromeのページ翻訳を活用してみてください。