Chromeのサイト丸ごと自動翻訳できる「ページ翻訳」の設定方法!

Chromeのサイト丸ごと自動翻訳できる「ページ翻訳」の設定方法!

Chromeで英語などの外国語サイトを開くと読むのに苦労してしまいます。しかし、Chromeの機能でサイトの内容全てを自動でページ翻訳することができます。Chromeのページ翻訳機能をPCとスマホで設定する方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. Chromeのサイト丸ごと自動翻訳できる「ページ翻訳」について
  2. Chromeのページ翻訳の設定方法
  3. 自動翻訳できない場合はどうする?
  4. まとめ

Chromeのサイト丸ごと自動翻訳できる「ページ翻訳」について

Chromeには、標準で自動翻訳してくれる機能「ページ翻訳」が備わっています。

Chromeで検索をしていて、うっかり英語や中国語など外国語のウェブページを開いたことはないでしょうか。
このページ翻訳を設定していれば、外国語のウェブページを開いた瞬間に翻訳を自動で行い、サイトごとに日本語でページを開いてくれます。

標準機能なので、拡張機能の追加やインストールは必要とせず、設定だけでサイトごとの翻訳機能のオン/オフができるので便利です。

Chromeのページ翻訳の設定方法

実際のChromeの設定方法をPCとスマホでそれぞれ紹介していきます。

PCで使う場合

以下の設定方法で使用しているChromeのバージョンは「72.0.3626.96」です。

英語サイトをページ翻訳する

Chromeの右上の3つの点をクリックし、表示されたメニューから「設定」をクリック

Chromeの右上の3つの点をクリックし、表示されたメニューから「設定」をクリックします。

設定画面の「詳細設定」をクリック
設定画面の「詳細設定」をクリックします。
「母国語以外のページで翻訳ツールを表示する」がONになっていることを確認
「母国語以外のページで翻訳ツールを表示する」がONになっていることを確認します。

青色であればON、灰色であればOFFになっています。
英語サイトのURLを開くと、すぐに日本語に自動翻訳
英語サイトのURLを開くと、すぐに日本語に自動翻訳してくれます。

サイト翻訳は数秒で完了します。
「原文」をクリックすると、英語表記に戻すことも可能
「原文」をクリックすると、英語表記に戻すことも可能です。

その他の外国語サイトをページ翻訳する

英語以外の外国語を日本語に翻訳したい場合は、該当する外国語のデータをダウンロードする必要があります。

設定画面の「言語」を開きます。

「言語の追加」をクリック
「言語の追加」をクリックします。
一覧の中から該当の言語にチェックを入れ、「追加」をクリック
一覧の中から該当の言語にチェックを入れ、「追加」をクリックします。

Googleでは100以上の言語に対応しているので、多くて該当の言語が見つからない場合は検索しましょう。

ここでは、中国語にチェックを入れて「追加」をクリック
検索すると該当の言語が結果として表示されます。

ここでは、中国語にチェックを入れて「追加」をクリックします。
チェックした言語が追加
チェックした言語が追加されています。
中国語サイト
中国語サイトのURLを開きます。

外国語のウェブページを開いても自動でサイト翻訳されない場合は、URL横にあるGoogleのページ翻訳のアイコンをクリックしてください。

「翻訳」をクリック
「翻訳」をクリックします。
中国語が日本語に翻訳
中国語が日本語に翻訳できました。

英語の時と同じように「原文のページを表示」をクリックすると、元の画面に戻ります。

スマホで使う場合

使用したスマホ(Android)のChromeバージョンは「72.0.3626.76」です。

英語サイトをページ翻訳する

右上の3つの点をタップ
右上の3つの点をタップします。
メニューから「設定」をタップ
メニューから「設定」をタップします。
設定画面から「言語」をタップ
設定画面から「言語」をタップします。
「他の言語のページで翻訳するかどうかを尋ねる」のチェックをONになっているかを確認

「他の言語のページで翻訳するかどうかを尋ねる」のチェックをONになっているかを確認します。

ページ翻訳がONになっている状態で、英語のサイトを開きます
ページ翻訳がONになっている状態で、英語のサイトを開きます。
すぐにページを自動でサイト翻訳
PC版と同様にすぐにページを自動でサイト翻訳してくれます。
下にある「英語」をタップすると、原文に切り替わる
下にある「英語」をタップすると、原文に切り替わります。

その他の外国語サイトをページ翻訳する

基本的にはスマホもPCの方法と同じです。

設定画面から「言語の追加」をクリック
設定画面から「言語の追加」をクリックします。
選択できる言語の一覧が表示
PC版と同じように選択できる言語の一覧が表示されます。
選択したい言語をタップ
検索で選択言語を絞ると便利です。

選択したい言語をタップします。
タップした言語が追加
タップした言語が追加されました。

使い方は今までと同様に、該当の言語のウェブページを開けば日本語にサイト翻訳してくれます。

自動翻訳できない場合はどうする?

もしChromeで外国語ウェブページのURLを開いても自動翻訳できない場合は、以下を試してみてください。

Chromeの設定画面を閉じる

設定画面を複数開いていると自動翻訳できない場合があるようです。

一旦設定画面を全て閉じ、Google Chromeをリロードしてください。

設定のON/OFFを行う

ページ翻訳のON/OFFの切り替えを何度か行ってみてください。

その後はGoogle Chromeの画面をサイトごとにリロードしてください。

Chromeのバージョンアップを行う

それでも翻訳できない場合は、Google Chromeのバージョンアップを行ってみてください。

PCであれば、メニューから「ヘルプ」を選択し「Google Chromeについて」をクリックするとバージョンアップが可能です。

スマホであれば、PlayストアでChromeが更新可能かどうかを確認してください。

翻訳サービスを使う

どうしても翻訳できない場合は外部の翻訳サービスを使うと簡単にページ翻訳することができます。おすすめのページ翻訳サービスについて下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

無料で使えるおすすめのページ翻訳・WEB翻訳サービス5選!

知りたい情報が海外サイトにしか無い場合など、ウェブページ翻訳をしたい時というのはあります。そんな時に利用したいのがWEB翻訳のサービスです。SSLページに対応しているかどうかなども含めて、おすすめのページ翻訳サービスを5選ご紹介します!

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まとめ

設定してみると、思っている以上に簡単なのがわかります。

海外のニュースをみたい場合や外国に旅行に行く場合など、サイトごとに外国語のウェブページを開く場合はぜひこのChromeのページ翻訳を活用してみてください。


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