iPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法・裏ワザを解説！

プライバシーを守るセキュリティ対策として使われているパスコード。ついつい誰にもロック解除ができないように複雑なパスコードに設定してしまいます。

指紋認証はパスコードを入力するより短時間でロック解除できるので、パスコードを入力する機会が自然と減りました。普段iPhoneを使用するときは指紋認証でロック解除されるので問題はありませんが、問題は再起動をした時です。

再起動後はパスコードを入力しロックが解除をします。一旦パスコードでロック解除しないと指紋認証でロック解除ができません。つまりパスコードが分からないとiPhoneのロックが解除できないのでiPhoneが使えないという事です。

何度か思いつくパスコードを入力したけどすべてロックが解除できない、完全にパスコードを忘れてしまったので初期設定を検討している方のために今回はパスコードを忘れた時の対処法、裏ワザの方法をご紹介します。

パスコードを忘れた時に備えておく方法も解説しているので、パスコードを忘れないか不安な方もぜひ読んでください。

iPhoneのパスコードを忘れた時、まず思い浮かぶパスワードをリストにしチャレンジしてみる方法がおすすめです。パスコードが一文字でも間違っていたら当然ロックは解除できないので、まずは焦らないことです。慎重に一文字ずつ確認しながら入力していきましょう。

パスコードを何回も入力できたら何回でもチャレンジできるのですが、実はパスコードの入力チャレンジ回数には上限が設定されています。

iPhoneでは、10回目の失敗の時にデータが消去される設定があります。もしその設定がオンになっていると10回目にパスコードを失敗した時、ロックが解除できないだけではなく、iPhoneのデータがすべて消去されiPhoneが工場から出荷されるときの初期状態に戻ってしまいます。バックアップをとってなかった場合、がっかりします。

他にもパスコードを何回か入力したのに解除できない場合、失敗した回数ごとにiPhoneに制限がかかり使用できない時間がのびます。

6回目以降パスコードを間違いロックが解除できない場合「iPhoneは使用できません 1分後にやり直してください」というメッセージが表示されます。この1分毎は6回目の場合です。回数ごとに使用できない時間が伸びいく設定になっています。

6回目の1分ぐらいの短時間なら気にしない方も多いと思いますが、さすがに60分となると1時間なので1時間iPhoneが使えないと多くの方が困ります。

11回以上失敗するとiPhoneではロックが解除できない状態になるよう設定されています。iPhoneとパソコンをLightningケーブルで繋げiTunesからパスコードのロック解除をする必要があります。

この方法でiTunesからは何度でもパスコードを入力できますが、いつまでもパスコードを思い出せずロックが解除できない可能性もあり、初期化してバックアップする方法の方が短時間でできるケースもあります。

iPhoneのパスコードを忘れた時、どのように対処をしたらいいのか対処法、裏ワザの方法について解説していきます。

パスコードを忘れロックが解除できない時は残念ながら一度iPhoneを初期化し、バックアップを取っていればバックアップから復元する流れになります。その時に「iPhoneを探す」をオンにしているとスムーズに対処できますのでやり方を解説していきます。

まずパソコンとiPhoneをLightningケーブルで繋ぎます。

後はiPhoneを起動させ「Appとデータ」が表示されたら「iCloudバックアップから復元」または「iTunesバックアップから復元」を選択すれば復元が始まります。

パソコン持ってないからできないとがっかりした方もいらっしゃると思いますが、ちょっとした裏ワザですが「iPhoneを探す」がオンになっている場合、iPadなど他のデバイスからも初期化できる裏ワザがあります。

「iPhoneを探す」が開いたら初期化したいiPhoneのApple IDとパスワードを入力してサインインします。

ログインしたらApple IDに基づいた端末が表示されるので目的のiPhoneをタップし「iPhoneを削除」をタップすればiPhoneの初期化ができます。

iPadも他のデバイスも持ってない方は漫画喫茶などのパソコンを利用しても問題ありません。この裏ワザを知っているとパソコンを持ってなくても安心です。パスコードが分からなくて困っている人がいたらこの裏ワザを教えてあげてください。

次は「iPhoneを探す」がオフになっている場合の対処法、裏ワザの方法を解説します。「iPhoneを探す」がオフになっている場合iTunesを使って対処します。

先にバックアップをとっておくことで今の状態のiPhoneに戻せます。この前バックアップしたから大丈夫と思っている方も一様バックアップをしておいた方が安心です。

後はiPhoneを起動させ「Appとデータ」が表示されたら「iTunesバックアップから復元」を選択して復元を待てば完了です。

「iPhoneを探す」はiPhoneが紛失した時にも役にたちます。詳しくは下記の記事をご覧になってください。

上記に記載している方法でロックが解除できない場合、最終手段のリカバリーモードで初期化します。

次にiPhoneの電源を切ります。iPhoneの電源を切ったらホームボタンを押しながらLightningケーブルに繋ぎます。するとiTunesの画面にiPhoneの復元を促すメッセージが表示されるので「iPhoneを復元」を選びます。これでiPhoneが出荷時の状態に戻りました。
 

この方法でできない方は機種ごとにリカバリーモードにする方法を下記にまとめたのでご覧ください。

• ホームボタンとスリープ(スリープ解除ボタン)を長押しします。
• リカバリーモードの画面が表示されるまで長押ししてください。

• 音量を下げるボタンとスリープ(スリープ解除ボタン)を同時に長押しします。
• リカバリーモードの画面が表示されるまで長押ししてください。

1. 音量を上げるボタンを押してすぐに放します。
2. 音量を下げるボタンを押してすぐに放します。
3. リカバリーモードの画面が表示されるまでサイドボタンを押し続けます。

iPhone 8以降から少し複雑になっていますので間違えないように注意してください。

調べるのもめんどくさい！店舗に持って行った方が短時間でできる！裏ワザがあるはず！と考える方も多くいらっしゃると思います。最近ではAppleストアだけではなく即日修理、短時間で修理ができる非正規の修理ショップや携帯会社の店舗も増え身近にあるので行きやすくなりました。

店員さんもパスコードを調べる手段もなく、裏ワザもないので優しく断られるだけの可能性もあります。

無事にロック解除ができたら今後またパスコードを忘れた時のために、いくつか備えておく方法を解説していきます。

パスコードだけではなく、Apple IDやパスワードも自分に分かるようにメモっておくと、もしもの時に助かります。そのメモまでなくしてしまったら大変なので必ず自分の分かる場所に保管してください。

パソコンを持っている方は、時間がある時ぜひ同期してください。

何か大切なデータがある時もiTunesと小まめに同期するように心がけましょう。

パソコンを持っていない方はiCloudと同期しておきましょう。バックアップも時間があるときに小まめにiCloudに取っておくことで初期化してもバックアップがあるので安心です。

iPhoneのバックアップについては下記の記事を参考にして下さい。

パスコードを忘れた時「iPhoneを探せ」がオンになっていると他のデバイスから初期化することでロック解除できます。

ロック解除後は復元をすれば今まで通りiPhoneが使えます。「iPhoneを探す」はとても便利なアプリです。ぜひ「iPhoneを探す」オンにしておいてください。

備える前にパスコードを忘れてしまった・・・どうしよう・・・と悩んでいる方とっておきの裏ワザを紹介します。

電源が落ちたり再起動させてしまうとiPhoneを起動させた時、必ずパスコードを入力しなくてはいけません。しかし電源が落ちたり再起動させなければ指紋認証でロック解除できます。

iPhoneのパスコードを忘れた時の対処法、裏ワザの解説をしました。私たちのiPhoneにはたくさんの個人情報があります。中には人に見せたくないものもたくさんあり、パスコードは私たちのプライバシーを守るために欠かせない機能になりました。

しかし時には、今回紹介したように初期化をする方が思い出せないパスコードを入力するより早い場合があります。初期化してもバックアップさえしっかりとっていればほぼ同じ状態に戻せるので怖くありません。

今後パスコードを忘れた時に備えメモをとるなどを実行していただき、パスコードを忘れ悩んでいる時は解除できないと焦るのではなく、ぜひこの記事を参考にして解決してください。