Windows10で外付けHDDが認識しない
データは目の前にあるのに、アクセスできない…そんな悔しさとイライラとはおさらばしたいですよね。
みなさんは外付けHDDを活用していますでしょうか？
近頃は高速のSSDをはじめ、大容量化の進んだHDDが安く入手できるようになり、バッファローやロジテックといった安価なメーカーの外付けHDDが、容量対策のため、持ち運びのためと大変便利に扱えるようになっています。
しかし、外付けHDDに作業データなどを保存しているのにパソコンが認識しない、突然一覧から消える、アクセスできない…といった現象が起きてしまうことがあります。
重要なハードディスクにアクセスできないままだと、全くの時間の無駄ですよね。
外付けHDD含め、ハードディスクが不具合を起こす要因と、その解決方法について、確認していきましょう。
Windows10で外付けHDDが認識しない場合の対処法
単に、きちんとケーブルが刺さってなかっただけだった、なんてことも…。
外付けHDDにアクセスできない・エクスプローラに表示されない原因は様々ですが、主に物理的な要因、例えば接続であったり電源に問題のある「ハード面」、ハードディスクドライバのエラーであったり、設定面に問題のある「ソフト面」に大きく分けられます。
順番に確認していきましょう。
ケーブル接続の確認（ハード）
まずは、
・接続する場所が正しい箇所か
・しっかりと刺さっているか
を確認しましょう。
差し込んでいるUSBコネクタの問題である可能性も踏まえて、別のコネクタに差し換えてみるのも効果的です。端子の埃や汚れなどが原因のこともありますので、これを機に綺麗に掃除しておきましょう。
電源の確認（ハード）
ACアダプターで電源を取っているタイプのハードディスクであれば、正しく電気が通っているか、間違ったACアダプターを使ってしまっていないかを確認しましょう。
電源の必要ないポータブルHDDの場合で、USBハブに外付けHDDを接続している場合は、電力不足の可能性があるので、パソコンのUSBコネクタに直接接続して試してみるといいかもしれません。
パソコンを再起動してみる（ハード）
一度パソコンをシャットダウンし、再起動を行ってみましょう。
外付けHDDの機器に直接関係のない要因で、外付けHDDを認識しない状態になっている可能性があります。
そういった原因の場合は、再起動でアッサリ治ってしまうことも。
外付けHDDのディスクドライバの更新・再インストール（ソフト）
ハードディスクをパソコンに接続するとき、その機械をパソコンに対応させるための「ドライバ」と呼ばれる機能が、必ず自動でパソコンにインストールされています。
普段はあまり意識することがないので、ドライバのことも、ドライバを管理する「デバイスマネージャー」の開き方を知らないという方も多いと思います。
ドライバーの更新・再インストールにはデバイスマネージャーを開くことが不可欠ですので、開き方の手順も確認していきましょう。
アップデートはインターネットに接続して行いますので、インターネットにつながる環境で行うようにしましょう。
アンインストールが終了したら、USBケーブルを抜き、再度接続しなおします。すると、ドライバーが自動でインストールし直されます。ドライバが原因の不具合であれば、これで認識するようになるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Windows10で外付けHDDが認識しない時の対処法についてご紹介しました。
ご紹介した手段でも治らない場合は、精密機械ですので、ハードディスク自体の故障という可能性も十分に考えられます。どうしても治らない場合は、メーカー修理などを検討すると良いでしょう。