Windows10で拡張子oggのファイルが再生できない
oggとは?
みなさんoggファイルをご存知でしょうか?
oggとは音楽ファイルの拡張子の1つで、「Ogg Vorbis」で圧縮した音楽ファイルがogg形式のファイルになります。ogg形式のファイルはmp3形式に近い圧縮率を持ち、ライセンスフリーのため商用ゲームなどの音声データとして使われることが多いです。そのため一般的な拡張子として扱われることが少なく、Windows Media PlayerやiTunesなどのプレイヤーで再生できないという注意点があります。
oggファイルはmp3同様の圧縮率を持ち、mp3と同じビットレートで比べた場合oggのほうが音質で優れているためこの拡張子が好きなユーザーも少なからず存在します。
また、上記で述べているように圧縮ファイルなので、他のファイル形式に変換を行うと音質の劣化が起こってしまいます。
Windows Media PlayerやiTunesで再生するためにはmp3形式などの対応しているファイル形式に変換しなければいけないものの、音質が劣化するとなるとあまり変換したくないですよね。
ですがご安心ください、oggファイルを変換せずそのままで聞くことは可能です。今回は、Windows10でoggファイルを再生する方法をご紹介します。
Windows10で拡張子oggのファイルのおすすめの再生方法3選!
Microsoft Storeから対応しているプレイヤーをダウンロードする
Microsoft Storeで配信されているプレイヤーの中には、oggファイルに対応しているものもあります。「MC Media Center 10 Preview」は、新しくコーデックを導入しなくても最初からoggファイルを再生することができますよ。下記リンク先ストアからダウンロード可能です。
Microsoft Storeから対応しているプレイヤーをダウンロードする
- Microsoft Storeで配布されている「MC Media Center 10 Preview」がogg形式に対応
- デフォルトでoggやmp3などのファイル形式に対応している
- 表示言語は英語
ogg形式に対応しているフリーソフトを使う
フリーの音楽プレイヤーの中には、ogg形式に対応しているものもあります。今回ご紹介するのは、多くのファイル形式に対応しておりカスタマイズ性の高いプレイヤーである「foobar2000」です。デフォルトで数十種類の拡張子を読み込むことができるほか、コーデックの追加で対応ファイルを増やしたりプラグインで機能を拡張することができますよ。
下記リンク先からインストーラーをダウンロードしてインストールしましょう。
foobar2000
- 多機能で人気の「foobar2000」がogg形式に対応している
- コーデックやプラグインを導入して機能の拡張が可能
- 非公式ながら日本語化にも対応
ブラウザで再生する
最も手軽にoggファイルを再生する方法は、ブラウザにoggファイルをドラッグ&ドロップすることです。
GoogleChromeやFirefoxは、oggファイルの再生に対応しています。
ブラウザで再生する
- GoogleChromeやFirefoxはoggファイルを再生することができる
- ブラウザのウィンドウ内にファイルをドラッグ&ドロップすることで再生
- 再生・シークバー・ボリューム調整以外の機能は存在しない