動画ソフト「VideoProc」で画面録画ができる?
動画ソフト「VideoProc」では動画の編集や変換だけではなく、パソコンの画面やウェブカメラからの映像を録画することができます。
特別な機材を用意しなくてもソフト一本で録画が可能なので、アプリケーションの操作やゲームプレイの録画・ウェブカメラでの撮影を行うといったことが手軽に行えますよ。
VideoProcって何?という方は、下記リンク先の記事でVideoProcについてご紹介していますので併せてご覧ください。
VideoProcで画面録画をしてみよう
それでは、VideoProcで画面録画を行う方法を説明します。
録画モードの起動
画面録画・カメラ録画(キャプチャー)
録画範囲の選択
録画モードを設定した後に、録画範囲の選択が可能となります。
ディスプレイ番号は、OSのシステムに決められているものと同じです。
録音設定
スピーカー・マイクのボタンをクリックすることで音声のオン・オフが、ボタンの右側に表示されている下矢印マークをクリックするとデバイスの選択ができます。ボタンの右側にはサウンドのオン・オフ状態が表示され、ボリュームバーで録音の状態が視覚的に分かるようになっています。
出力フォルダ設定・カメラ録画の背景消し
出力フォルダは、デフォルトでは「C:\Users\<ユーザー名>\Videos\VideoProc」に設定されています。出力フォルダを変更するには「参照」ボタンをクリックしてダイアログを開き、出力先フォルダを選択すればOKです。
カメラ録画の背景調整は明度の調整とスライダーによる類似度・平滑度・色彩補正・不当明度変更が行えます。プレビューを見ながら、調整を行ってみてくださいね。
詳細設定画面について
- 録画品質:録画時の品質を選択することができます。「録画品質:標準画質」と「録画品質:高画質」の2種類となっており、デフォルトは録画品質:標準品質に設定されています。録画品質:高画質に変更することで無劣化・高画質・高音質の録画が行えますが、録画した動画のファイルサイズが大きくなる点とパソコンへの負担が大きくなる点には注意しましょう。
- 録画フォーマット:保存するファイルのフォーマットを、flv・mp4・mov・mkv・tsの5種類から選択することができます。デフォルトのフォーマットはmp4に設定されています。
- デスクオーディオデバイス:デスクトップ上に流れる音声(スピーカー)デバイスの設定が行えます。デフォルトの場合はパソコンのシステムで使われているデバイスが選択されます。
- マイクオーディオデバイス:パソコンに接続しているマイクデバイスの設定が行えます。デスクオーディオデバイス同様に、デフォルトの場合はパソコンのシステムで使われているデバイスが選択されます。
- デスク(マイク)オーディオレベル:スライダーをドラッグして左右に移動することで、各種デバイスの音量調整が行えます。
- エンコーダー:録画した動画のエンコードに使われるエンコーダーをソフトウェア(x264)・ソフトウェア(x264 低いCPU使用率)・ハードウェア(NVENC)の3種類から選択できます。デフォルトはソフトウェア(x264)に設定されており、デフォルトで録画がスムーズに行かなければx264(低いCPU使用率)を、パソコンのスペックが足りているのであればハードウェア(NVENC)がおすすめです。
- カメラデバイス:ウェブカメラを選択できます。
- 録画停止:録画を止めるためのショートカットキーを設定できます。デフォルトはCtrlキー+Altキー+Shiftキー+Rキーに設定されています。
- 作図ツール:録画中に使える作図ツールを呼び出すショートカットキーを設定できます。デフォルトはCtrlキー+Altキー+Shiftキー+Tキーに設定されています。
- 録画中でマウスを表示する:オンにすると、録画画面にマウスカーソルが表示されます。
- 録画中でマウスクリックを表示する。オンにすると、マウスクリックを行った時にマウスカーソルの形が変わりクリックしたことが分かるようになります。
- 録画中でキーボードを表示する:オンにすると、録画中にキーボード操作を行った場合入力したキーが表示されます。
- 秒読みを表示する:オンにすると、録画開始のカウントダウンが表示されるようになります。
録画の開始・作図・停止
まとめ
VideoProcの録画機能をご紹介!いかがでしたでしょうか。
Digiarty Softwareの動画ソフト「VideoProc」は動画の編集を行うことができるだけでなく、録画機能が搭載されており、デスクトップ画面やウェブカメラの映像を録画することができますよ。他のソフトと違い細かいビットレート設定などを必要とせず、簡単設定で録画を行うことができるため初心者でもすぐに使いこなせるようになりますよ。
VideoProcは下記リンク先の公式サイトよりダウンロードすることができます。ぜひVideoProcを使ってみてはいかがでしょうか?