Chromeでバックアップを取る方法を紹介!【パスワード/設定/拡張機能は?】

Chromeでバックアップを取る方法を紹介!【パスワード/設定/拡張機能は?】

新しいパソコンに引っ越ししたり、お使いのパソコンを再インストールといった際に、Google Chromeのバックアップを取ってデータ移行したくなるケースがあると思います。この記事では、Google Chromeでバックアップを取る方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Chromeでバックアップを取るケース
  2. 【エクスポート】Chromeでバックアップを取る方法
  3. 【インポート】バックアップから復元する方法
  4. まとめ

Chromeでバックアップを取るケース

Google Chromeを使用しているパソコンのOS再インストールを行ったり、新しいパソコンを購入してデータ移行を行う際に、Chromeのバックアップを取ることで現在の設定のまま引っ越しを行うことができます。

また、デスクトップPCとノートPCを所有している場合にはどちらの環境も同じように整えることも可能です。

この記事では、Google Chromeでバックアップを取る方法を紹介していきます。

【エクスポート】Chromeでバックアップを取る方法

Googleアカウント同期によるデータ移行

Google Chromeは、Googleアカウントでログインすることでアカウントにデータを紐付けします。そのため、移行先のChromeでもGoogleアカウントでログインすることでデータ移行することができます。

Chromeのウィンドウ右上のメニューボタンをクリックしてメニューを開き、「設定」をクリック
Chromeのウィンドウ右上のメニューボタンをクリックしてメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
ユーザー項目に自分のGoogleアカウントが表示されているので、「(アカウント名)に同期しています」と書かれていることを確認
ユーザー項目に自分のGoogleアカウントが表示されているので、「(アカウント名)に同期しています」と書かれていることを確認しましょう。

「同期とGoogleサービス」に進み、「同期の管理」項目の「すべてを同期する」ボタンをオンにすることで、アプリ・ブックマーク・拡張機能・履歴・設定・テーマ・開いているタブ・パスワード・住所と電話番号・Google Payのお支払方法と住所を同期することができます。

パスワードをcsvファイルに出力する

​​​​​​​設定画面の自動入力項目で「パスワード」をクリック
保存しているパスワードをcsvファイルにエクスポートすることも可能です。

設定画面の自動入力項目で「パスワード」をクリックしましょう。
パスワード項目が表示されたら、「保存したパスワード」の右側のメニューボタンをクリックして「パスワードをエクスポート」をクリックしましょう。
確認画面が表示されるので「パスワードをエクスポート」をクリック
確認画面が表示されるので「パスワードをエクスポート」をクリックしましょう。
Windows10では、Windowsセキュリティによるエクスポートのための許可を求められます
Windows10では、Windowsセキュリティによるエクスポートのための許可を求められます。

Windowsにログインしているアカウント名が表示されるので、アカウントのパスワードを入力して「OK」をクリックすることでエクスポートすることができるようになります。

Chromeのフォルダをバックアップする

「C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Google\Chrome」フォルダ
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Google\Chrome」フォルダ内の「User Data」フォルダをコピーして使用しているChromeの環境をバックアップすることができます。

ただし、この方法ではパスワードや拡張機能がバックアップされないことに注意しましょう。

【インポート】バックアップから復元する方法

バックアップをインポートする

移行先のパソコンの「C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Google\Chrome」フォルダにバックアップした「User Data」フォルダを貼り付け
バックアップをインポートするには、移行先のパソコンの「C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Google\Chrome」フォルダにバックアップした「User Data」フォルダを貼り付ければOKです。

パスワードをインポートする

​​​​​​​アドレスバーに「chrome://flags/#PasswordImport」と入力してEnterキーを押す
パスワードをインポートするために、まずは設定を変更する必要があります。

アドレスバーに「chrome://flags/#PasswordImport」と入力してEnterキーを押しましょう。
設定画面が表示されるので、「Password Import」項目の右側にあるボタンをクリックして「Enabled」に変更
設定画面が表示されるので、「Password Import」項目の右側にあるボタンをクリックして「Enabled」に変更しましょう。

変更するとブラウザの再起動を求められるので再起動します。
設定を開いたら「自動入力」項目の「パスワード」をクリックして開き、保存したパスワードの右側にあるメニューボタンをクリック
設定を開いたら「自動入力」項目の「パスワード」をクリックして開き、保存したパスワードの右側にあるメニューボタンをクリックすると「インポート」項目が表示されるようになっています。クリックしてcsvファイルを指定すれば、パスワードをインポートすることができますよ。

まとめ

Chromeでバックアップを取る方法を紹介!【パスワード/設定/拡張機能は?】いかがでしたでしょうか。

使用中のパソコンを再インストールしたり新しいパソコンに移行する時に、Google Chromeを引っ越ししたいというシーンがありますよね。

データ移行には、Googleアカウントを同期するお手軽な方法や、ユーザーデータフォルダを丸ごとバックアップ&パスワードをエクスポートして移行する方法などがありますよ。記事内で方法を説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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