ERR_CONNECTION_RESETのエラーの原因と対処法を紹介!

ERR_CONNECTION_RESETのエラーの原因と対処法を紹介!

Google Chromeでサイトの閲覧中に、「ERR_CONNECTION_RESET」とエラーが表示されてWebサイトに接続できなくなってしまうことがあります。この記事では、ERR_CONNECTION_RESETのエラーの原因と対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ERR_CONNECTION_RESETのエラーで接続できない問題
  2. ERR_CONNECTION_RESETのエラーの原因と対処法

ERR_CONNECTION_RESETのエラーで接続できない問題

ERR_CONNECTION_RESETのエラー
ブラウザ・Google ChromeでWebブラウジング中に「ERR_CONNECTION_RESET」「接続がリセットされました」「このサイトにアクセスできません」「ネットワークの変更が検出されました。」などのエラーメッセージが表示されることがあります。

これらのエラーメッセージが発生すると、Webサイトに正常に接続できなくなってしまいます。

そこでこの記事では、ERR_CONNECTION_RESETのエラーが表示されてWebサイトに接続できなくなってしまう症状の原因と対処法を紹介しています。

ERR_CONNECTION_RESETのエラーの原因と対処法

モデムを再起動する

モデムの調子が悪い場合は、一度コンセントを抜いて再起動を行ってみましょう。90秒程度コンセントを抜いたら再度接続して再起動を行うことでリセットが行えます。

LANケーブルの接続を確認してみる

パソコン・モデムのLANケーブルが抜けていないか・しっかりと接続されているかどうか確認してみましょう。一見接続されているように見えて不安定になっていることもあるので、ちゃんと触って確認することが大切です。

特定のサイトにアクセスできない場合

特定のサイトだけERR_CONNECTION_RESETエラーが発生するものの、他のサイトにはアクセスできるという場合は、その特定のサイトがアクセス過多で負荷がかかっていたり、何らかの障害が発生している可能性が高いです。

この場合は、時間をおいてから再度アクセスを試してみましょう。

ブラウザのキャッシュ・Cookieを削除する

お使いのブラウザのキャッシュが破損している・Cookieがおかしくなっているなどの理由でERR_CONNECTION_RESETエラーが発生することもあります。この場合はブラウザのキャッシュやCookieを削除してみましょう。Google Chromeでのキャッシュ・Cookieの削除方法を説明します。

Google Chromeのウィンドウ右上にあるメニューボタンをクリックしてメニュー
Google Chromeのウィンドウ右上にあるメニューボタンをクリックしてメニューを開き、「その他のツール」にマウスカーソルを乗せましょう。
サブメニューが表示されるので、「閲覧履歴を消去」をクリック
サブメニューが表示されるので、「閲覧履歴を消去」をクリックしましょう。

「Ctrlキー+Shiftキー+Deleteキー」の同時押しでも閲覧履歴を消去を開くことができます。
「閲覧履歴データの削除」ウィンドウが表示されるので、期間を「全期間」に設定して、「閲覧履歴」「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」の3つのチェックボックスをオン
「閲覧履歴データの削除」ウィンドウが表示されるので、期間を「全期間」に設定して、「閲覧履歴」「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」の3つのチェックボックスをオンにして「データを削除」ボタンをクリックして、キャッシュ・Cookieを削除しましょう。

閲覧履歴データの削除後はブラウザを再起動して、Webサイトに接続できるかどうか試してみましょう。

IPv6を無効化してみる

次世代のプロトコルであるIPv6ですが、これが有効になっていることでインターネットの接続エラーが発生することがあります。

IPv6が原因でERR_CONNECTION_RESETエラーが発生している場合は、IPv6を無効化することで解決することができます。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリック
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックしましょう。
コントロールパネルが表示されるので、「ネットワークとインターネット」をクリック
コントロールパネルが表示されるので、「ネットワークとインターネット」をクリックしましょう。
ネットワークとインターネットの一覧が表示されるので、「ネットワークと共有センター」をクリック
ネットワークとインターネットの一覧が表示されるので、「ネットワークと共有センター」をクリックしましょう。
ネットワークと共有センターの一覧が表示されたら、左側メニューの「アダプターの設定の変更」をクリック
ネットワークと共有センターの一覧が表示されたら、左側メニューの「アダプターの設定の変更」をクリックしましょう。
使用中のネットワークアダプターを右クリックしてメニューの「プロパティ」をクリック
ネットワークアダプターの一覧が表示されるので、使用中のネットワークアダプターを右クリックしてメニューの「プロパティ」をクリックしましょう。
「この接続は次の項目を使用します」一覧から「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」のチェックボックスをオフ
ネットワークのプロパティが表示されたら、「この接続は次の項目を使用します」一覧から「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」のチェックボックスをオフにして「OK」をクリックしましょう。これで、IPv6が無効化されます。

DNSの設定を変更してみる

DNSが原因となってERR_CONNECTION_RESETエラーが発生している場合は、DNSキャッシュの削除や、DNSを変更してみましょう。

​​​​​​​デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリック
まずはDNSキャッシュをクリアします。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックして起動しましょう。
コマンドプロンプト
コマンドプロンプトが起動したら、「ipconfig /flushdns」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。

「DNSリゾルバーキャッシュは正常にフラッシュされました。」とメッセージが表示されれば、DNSキャッシュのクリアは完了です。
Google Chromeを起動してアドレスバーに「chrome://net-internals/#dns」と入力
次に、Google Chromeを起動してアドレスバーに「chrome://net-internals/#dns」と入力してEnterキーを押しましょう。
表示されたタブの「Clear host cache」ボタンをクリック
表示されたタブの「Clear host cache」ボタンをクリックすることで、ChromeのDNSキャッシュがクリアされます。
​​​​​​​使用中のネットワークアダプターのプロパティを開き、「この接続は次の項目を使用します」一覧の「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択して「プロパティ」をクリック
最後に、DNSサーバーを設定します。

使用中のネットワークアダプターのプロパティを開き、「この接続は次の項目を使用します」一覧の「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択して「プロパティ」をクリックしましょう。
IPv4のプロパティが表示
IPv4のプロパティが表示されるので、「次のDNSサーバーのアドレスを使う」にパブリックDNSのアドレスを入力して「OK」をクリックすれば完了です。

ちなみに画像の例では、GoogleのパブリックDNS「優先DNSサーバー:8.8.8.8・代替DNSサーバー:8.8.4.4」を使用しています。

アンチウイルスソフトのシールドを一時的に無効化してみる

Google Chromeとパソコンに導入されているアンチウイルスソフトの相性に問題があり、ERR_CONNECTION_RESETエラーが発生することもあります。

過去には、Avast!で同様の事例が見られたケースがあります。

アンチウイルスソフトが原因の場合は、一時的にシールドを無効化してWebサイトに接続できるかどうか試してみて、接続できたら再度シールドを有効にしてみましょう。

ファイアウォールを無効化してみる

Windows Defender ファイアウォールを無効化することで、Webサイトに接続できるようになることもあります。

ただし、Windows Defender ファイアウォールを無効化するとセキュリティの面で非常に危険なため、あまりおすすめはできない方法です。閲覧したいサイトを開いたら、すぐにファイアウォールを有効にするといった対処を行いましょう。

コントロールパネルが表示されるので、「システムとセキュリティ」をクリック
コントロールパネルが表示されるので、「システムとセキュリティ」をクリックしましょう。
システムとセキュリティの一覧が表示されるので、Windows Defender ファイアウォールをクリック
システムとセキュリティの一覧が表示されるので、Windows Defender ファイアウォールをクリックしましょう。
左側メニューの「Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化」をクリック
Windows Defender ファイアウォールの一覧が表示されるので、左側メニューの「Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化」をクリックしましょう。
ファイアウォールの設定のカスタマイズウィンドウが表示されるので、「プライベートネットワークの設定」と「パブリックネットワークの設定」の「Windows Defender ファイアウォールを無効にする」を選択して「OK」をクリック
ファイアウォールの設定のカスタマイズウィンドウが表示されるので、「プライベートネットワークの設定」と「パブリックネットワークの設定」の「Windows Defender ファイアウォールを無効にする」を選択して「OK」をクリックしましょう。

これで、ファイアウォールを無効化することができます。

後にファイアウォールの設定をを元に戻すのを忘れないようにしましょう。


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