Windowsでarpのキャッシュクリアをする方法を紹介!

Windowsでarpのキャッシュクリアをする方法を紹介!

ARPのキャッシュが古いことが原因で、パソコンで通信が行えなくなってしまうことがあります。この場合は、ARPキャッシュをクリアすることで症状を改善することができます。この記事では、WindowsのパソコンでARPのキャッシュクリアをする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. arpとは?
  2. arpのキャッシュクリアをする方法

arpとは?

ARP(Address Resolution Protocol)とは、TCP/IPネットワークにおいてIPアドレスからイーサネット上のMACアドレスを求めるためのプロトコルです。

特定のIPアドレスにパケットを送信するためには、そのIPアドレスを持っている機器を特定して対応するMACアドレスを調べる必要があり、ARPによってIPアドレスを持っている機器のMACアドレスを特定します。

一度確認したIPアドレスとMACアドレスの関係はARPテーブルという表に保存されるので、次回通信からはテーブルを参照してアドレスを求めることができます。

arpのキャッシュクリアをする方法

ARPのキャッシュが古い状態で機器と接続することで、通信が行えなくなってしまう現象が発生することがあります。この場合は、ARPのキャッシュをクリアしましょう。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリック
WindowsでARPのキャッシュをクリアするには、デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックしましょう。

※管理者として実行から起動しないと、後述のコマンドを入力しても「ARP エントリを削除できませんでした: 要求された操作には管理者特権が必要です。」と表示されてキャッシュクリアが行えないので注意しましょう。

コマンドプロンプト
コマンドプロンプトが起動したら、下記のコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。これで、ARPのキャッシュをクリアすることができます。
arp -d

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