パソコンの画面がつかない場合の原因と対処法を紹介!

パソコンの画面がつかない場合の原因と対処法を紹介!

パソコンを起動したら、画面が真っ暗のままつかない…といった症状が発生したことはありませんか?ディスプレイがつかない場合は、パソコンかディスプレイのどちらかが原因となっています。この記事では、パソコンの画面がつかない場合の原因と対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. パソコンの画面がつかない・真っ黒な状態
  2. パソコンの画面がつかない場合の原因と対処法

パソコンの画面がつかない・真っ黒な状態

パソコンを起動してディスプレイの電源ボタンを押したのに、何故か画面が表示されない・真っ黒のままという症状に遭遇したことはありませんか?ディスプレイがつかないと、パソコンを利用することができなくて困ってしまいますよね。

この記事では、パソコンの画面がつかなくて真っ黒なままという場合の原因と対処法をご紹介していきます。

パソコンの画面がつかない場合の原因と対処法

ディスプレイの表示設定が正しいかどうか確認する

画面が映らないけど「NO SIGNAL(ノーシグナル)」と表示されている場合は、接続設定が間違っている可能性があります。現代のディスプレイでは「HDMI」端子が主流で、他に「DVI」・「VGA」といった接続ケーブルを用いて接続を行います。

ディスプレイ側でもそれらの端子を複数備えている場合は、接続している端子に合わせて設定を行わなければ画面が映りません。ディスプレイの設定ボタンから、接続を切り替えてみましょう。

パソコンがスリープ・休止状態になっている場合

パソコンがスリープ・休止状態になると、ディスプレイも合わせて待機状態になるため画面が真っ黒になります。この場合は、パソコンをスリープから復帰させることでディスプレイも映るようになります。

パソコンを再起動してみる

画面が映らない場合、まずはパソコンを再起動してみましょう。電源ボタンを数秒間押し続けることで強制的にシャットダウンできるので、この方法で電源をオフにします。この際、すぐに再起動するのではなく放電も行ってみましょう。デスクトップパソコンの場合はコンセントを外して10分程度待機・ノートパソコンの場合はコンセント・ACアダプター・バッテリーをすべて外して10分程度待機してから再度接続してみてください。

モニターのケーブルを確認する

パソコンとモニターを繋ぐケーブルが外れていたり、ケーブルが断線している場合はパソコンとモニターが接続されません。ケーブルが正常に接続されているかどうか確かめてみて、接続されているのに画面が真っ黒の場合は別のケーブルで接続を試してみましょう。

別のディスプレイに接続する

ディスプレイが故障していたり、寿命を迎えてしまっている可能性もあります。この場合は別のディスプレイに接続して、画面が映るかどうか確かめてみましょう。ノートPCでもディスプレイのみが故障してしまうことは珍しくないので、外部接続端子にケーブルを繋いでディスプレイに接続してみましょう。

OSのトラブルが原因の場合

パソコンを起動してロゴなどは表示されるのに、その後は画面が真っ暗のまま…という場合は、パソコンのOSに不具合が起きていて正常に起動できていないためにディスプレイも映らないというケースが考えられます。この場合は、OSの修復を試してみましょう。Windows10のPCの場合は、電源をオンにしてWindowsロゴが表示された時に電源ボタンを押し続けて強制終了させるという行動を2回以上連続で行うことで、自動修復機能を呼び出すことができます。

自動修復機能のオプション一覧の「トラブルシューティング」をクリック→「詳細オプション」をクリック→「システムの復元」をクリック
自動修復機能のオプション一覧が表示されたら「トラブルシューティング」をクリックして開き、「詳細オプション」をクリックします。詳細オプションの一覧から「システムの復元」をクリックしてアカウントでログインすることで、「システムの復元」を開くことができます。正常に動作していた時期の復元ポイントを選択して、復元を行いましょう。

BIOSの設定に問題がある場合

パソコンのマザーボードには、BIOS(Basic Input Output System)というプログラムが搭載されています。このBIOSの設定にトラブルが有る場合、ディスプレイが正常に映らなくなってしまうことがあります。この場合は、BIOSの設定を初期化してみましょう。

パソコンを起動してメーカーロゴが表示されているときに、「F2キー」や「Deleteキー」(メーカーによって起動キーが違う)を長押しすることでBIOSのセットアップユーティリティが起動します。BIOSセットアップユーティリティが起動したら「F9キー」を押すと「Load Optimized Defaults?(デフォルト設定に戻しますか?)」と表示されるので、「Yes」を選択した状態でEnterキーを押し、BIOSの初期化を実行しましょう。

マザーボードから直接BIOSを初期化する

BIOSセットアップユーティリティが起動できない場合は、パソコン内部にあるマザーボードから強制的に初期化を行うという方法もあります。コンセントから電源ケーブルを取り外して、パソコン本体の蓋を開けましょう。マザーボードを確認したら、マザーボードに設置されているボタン電池を取り外しましょう。これで電池からの電力供給を止めて、無理やりBIOSを初期化することができます。少し待ったらボタン電池を付け直してパソコンを再起動することで、BIOSが初期化されますよ。

ただし、この方法はパソコン内部の心臓とも言えるマザーボードに直接手を加える方法なので一歩間違うとパソコンが故障してしまう原因となってしまうこともあります。作業を行う際は静電気を発散した状態で行いましょう。不安であればパソコンに詳しい人にお願いするか、修理に出したほうが無難です。


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