FastStone Image Viewerとは?
FastStone Image Viewerとは、海外の方が製作された画像ビューワーソフトです。
パソコンに保存してある様々な形式の画像を閲覧できるほか、既存の画像を別の形式に変換して保存することも可能な画像管理ソフトでもあります。
対応形式(閲覧) |
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JPEG,BMP,GIF,PNG,TIFF,PCX,TGA,JPEG2000,PSD,EPS,WMF,CUR,ICO |
対応形式(変換・保存) |
JPEG,BMP,GIF,PNG,TIFF,PCX,TGA,JPEG2000,PDF |
PSDやEPSなど通常の画像形式ではないファイルにも対応しているのが特徴です。
FastStone Image Viewerの導入方法
それではFastStone Image Viewerをインストールしていきましょう。
まずはFastStone Image Viewer公式サイトのダウンロードページにアクセスしてください。
アクセスしたら「FastStone Image Viewer」の右にあるダウンロードボタンをクリックします。
似たような名前のソフトウェアがいくつかあるので間違えないようにしてください。
当記事ではインストール版を使って解説していきます。インストーラーをダウンロードしたら起動してください。
インストール先フォルダは、理解している人以外は変更しないほうが良いでしょう。
日本語化する方法
FastStone Image Viewerは海外製ソフトであり、デフォルトではメニュー項目などが英語になっています。オプションから言語設定を変更する項目が用意されているようですが、その中に日本語が含まれていないためオプションから日本語に変更することができません。
ですが、有志の方によって日本語化プラグインが公開されており、このプラグインを適用することでFastStone Image Viewerを日本語化できます。
まず日本語化プラグイン公開されているサイトにアクセスしてください。
FastStone関連の他のソフトウェアの日本語化プラグインも配布されているので間違えないようにしてください。
インストール先フォルダはデフォルトだと「C:Program Files (x86)FastStone Image Viewer」です。インストール先フォルダを変更していた場合は変更先フォルダにコピーしましょう。
コピーしたら「FSIV_X.Xjp.exe」を起動しましょう。
FastStone Image Viewerの使い方
FastStone Image Viewerの主な用途は画像閲覧ですが、画像を閲覧する以外の編集機能などもたくさん用意されています。
画像閲覧方法から画像編集方法まで順番に解説していきます。
画像の閲覧方法
フォルダの移動やファイルの開き方はエクスプローラーとほぼ同じで、直感的に操作できます。画像ファイルを選択するとウィンドウ左下にサムネイルがプレビュー表示され、画像をダブルクリックすると全画面表示できます。元に戻す場合はエンターキー・ESCキーどちらかを押せば戻ります。
Windows10標準エクスプローラーよりもプレビュー表示できる画像形式の種類が豊富であるため、画像を見るために専用のビューワーを毎回起動していた方にとっては非常に便利でしょう。
通常のエクスプローラーと同様にZIPファイルやRARファイルなどのアーカイブファイル内の画像を直接プレビューすることはできないので注意してください。
画像を編集する
先ほども簡単に触れたように、FastStone Image Viewerは画像編集機能も用意されています。FastStone Image Viewerで出来る編集についていくつか紹介します。
トリミング
画像の端を切り取ってトリミング・クロップすることができます。
画像を直接クリップボードにコピーすることも可能です。これで画像をトリミングすることができます
リサイズ
画像をリサイズすることは可能です。
デフォルトではアスペクト比を維持する設定になっていますが、アスペクト比を維持したくない場合は右下の[アスペクト比を保持]のチェックを外しておきましょう。
リサイズを行うとエクスプローラー画面に戻りますが、この時点ではまだリサイズ後の画像を保存されていません。
ここで[いいえ]を選ぶとリサイズ設定がリセットされてしまうので注意しましょう。
テキストや図形を書き込む
トリミングやリサイズだけではなく、画像にテキストや図形を書き込んで保存することもできます。
書き込み終わったら右下の[OK]を押しましょう。その後、他の画像を選択した際の表示される保存メニューから保存すれば加工した画像が保存されます。