Windows10のHDD・SSDの空き容量がおかしい
Windows10のパソコンを使っていて、HDD・SSDの容量を確認したら何故か少ない・本来のデータ容量とあわないといった現象に遭遇したことはありませんか?データ容量が製品の仕様よりも少ない・把握している以上にストレージの空き容量が少ないという場合は困ってしまいますよね。
この記事では、Windows10のHDD・SSDの空き容量がおかしい場合の原因と対処法についてご紹介していきます。
Windows10のHDD・SSDの空き容量がおかしい原因は?
HDD・SSDの実際の容量とPCが認識している容量が違う場合
外付けのHDDやSSDを購入してパソコンに接続したら、製品のパッケージに記載されている空き容量よりも少ない・表記とあわないというケースがあります。これはデータ計算の基準の違いによる問題で、人間は十進法(10進数)を基準にして計算を行うため「1GBは1000MB」という風に認識していますよね。しかし、パソコンでは二進法(2進数)を基準にして計算しているので「1GBは1024MB」と認識するのです。
その上で、HDDやSSDをパソコンで使用するためにはフォーマットを行いシステムにデータ容量を割かれることになります。そのため、製品に表記されている容量と実際の容量が異なることがあるのです。できるだけ表記されている容量と実際に容量は近づけられるようにどのメーカーも配慮しているため、何GBもの差がある!というケースでなければ問題はありません。
もしHDD・SSDの空き容量を表記されている容量いっぱいに使う可能性があるという場合は、1サイズ容量の大きなものを買うといいでしょう。
Windowsのアップデートが原因の場合
何故かHDD・SSDの容量が少ないという場合は、Windowsのアップデートが原因になっていることもあります。WindowsOSのWindows Updateによるアップデート後、ストレージ内にアップデート用のファイルと以前の状態に戻すためのバックアップ用ファイルが残るのですが、これらのファイルの容量が大きいためHDD・SSDの空き容量を圧迫してしまいます。
他にも、Cドライブ(システムドライブ)に作成されている隠しパーティションが容量追加されることによってHDD・SSCの容量がいきなり不足するといったケースもあります。
ファイルシステムが破損してしまった場合
ファイルシステムが破損している場合に、HDD・SSDの空き容量がおかしい状態になってしまうことがあります。ファイルシステムが破損していることによる空き容量の問題は、ファイルシステムを修復することで改善することができます。
Windows10のHDD・SSDの空き容量がおかしい場合の対処法
Windows Updateが原因の場合
Windows UpdateによってHDD・SSDの空き容量がおかしい状態になってしまっている場合は、まずはアップデートファイルを削除してみましょう。
その他の各不要ファイルの削除方法については、下記リンク先の記事「【不要ファイル削除】Windows10でジャンクファイルを削除する方法!」にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ファイルシステムが破損していることが原因の場合
空き容量がおかしい場合の対処法は以上となります。