フェードイン・フェードアウトとは?
フェードイン・フェードアウトとは、音量を徐々に大きく・小さくすることを言います。
楽曲を切り替える際や途中で全く異なる音声に切り替わる際は、突然切り替わると違和感が大きくなってしまいますが、フェードイン・フェードアウトを駆使することで、自然に音声を切り替えることができます。
そんなフェード加工ですが、フリーのサウンド編集ソフトとして有名なAudacityもフェードイン・フェードアウトできるフリーソフトのひとつです。トリミングやエコーなど様々なエフェクトと同じくカンタンに加工できるので、この記事ではAudacityを使った方法を紹介しています。
Audacityでフェードイン・フェードアウトを設定する方法
Audacityではカンタンにフェードイン・フェードアウトの設定を行えます。それぞれのエフェクトの使い方を見ていきましょう。
加工するにあたってMP3ファイルなどのサウンドファイルをAudacityで読み込ませておいてください。
フェードイン
フェードインは、徐々に音量を大きくしていく加工手法の一つです。
フェードインさせる時間が長ければ長いほどゆっくりフェードインしていき、範囲選択した時間が0.3秒などかなり短い場合だと無音の状態から一瞬で元の音量までフェードしていきます。
フェードアウト
フェードアウトは音量を徐々に小さくしていき、最終的に無音になる加工のひとつです。
フェードアウトさせる場合もほとんど同じ手順で行います。
フェードアウトさせる場合は、徐々に音量が小さくなって最終的に無音となるので、フェードアウトさせる箇所は間違えないようにしましょう。
全選択時は注意
波形全体を選択した状態でフェードイン・フェードアウトの設定をした場合、音声全体がフェード加工されてしまい、音楽の最初から最後まで音量が徐々に大きくなる・小さくなる状態になってしまうので注意しましょう。
また、フェードイン・フェードアウトはそれぞれエンベロープツールという機能を使うことでも設定できますが、フェードイン・フェードアウトに限ってはエンベロープツールはかなり使いにくいので、フェード加工の際は先ほど紹介した方法で加工することをオススメします。