リモートデスクトップ「Brynhildr」の使い方やダウンロード方法を紹介!

リモートデスクトップ「Brynhildr」の使い方やダウンロード方法を紹介!

リモートデスクトップと言うとサーバーとクライアントで細かな設定が必要です。ですが、Brynhildrは必要最小限の設定のみでリモートデスクトップ接続を行えます。今回は軽量なリモートデスクトップソフト「Brynhildr」について使い方を解説します。


目次[非表示]

  1. Brynhildrの特徴
  2. Brynhildrのダウンロード
  3. Brynhildrの使い方

Brynhildrの特徴

Brynhildr(ブリュンヒルデ)とは、非常に軽量なリモートデスクトップフリーソフトです。

インストール不要で使うことができるほか、インストールサイズがわずか1MBもありません。動作も軽く、高速で動作します。

リモートデスクトップと言うと複雑な設定項目がたくさんあることが多かったり、サーバー側とクライアント側でソフトウェアが分かれていることが多いのですがBrynhildrはサーバーとクライアントが一つの実行ファイルにまとめられており、とにかくシンプルな作りなのが特徴です。

シンプルでありながらリモートデスクトップとしての機能はしっかりしており、通信もBlowfishアルゴリズムでしっかり暗号化されています。そのため勝手に通信が盗聴されてデータが盗まれる心配もありません。

また、Windows起動時に自動実行させられるため、軽量のリモートデスクトップソフトとして評価は高いです。

Brynhildrのダウンロード

Brynhildrは「リモートデスクトップのエンジニアブログ」からダウンロード可能です。

Brynhildr - ダウンロード
Brynhildrのダウンロードをクリック
ページにアクセスしたら右にあるサイドバーのBrynhildrのダウンロードをクリックします。
ダウンロードリンクの一覧
ダウンロードリンクが一覧表示されるので最新バージョンのものをダウンロードしましょう。

リモートデスクトップソフトなのでサーバー側とクライアント側両方にダウンロードしておいてください。

Brynhildrのファイル
ダウンロード後に解凍したら導入完了です。インストールは必要ありません

Brynhildrの使い方

それでは早速Brynhildrを使ってリモートデスクトップをしていきましょう。

サーバー設定

リモートデスクトップするためにサーバー側のセットアップを行います。まずはサーバーとなるPCで以下の操作をしてください。

「Mode」を[Server]にする
「Mode」が[Server]になっていることを確認します。
リモートデスクトップ接続に必要なパスワードを設定
リモートデスクトップ接続に必要なパスワードを設定します。ここで設定したパスワードはクライアント側からサーバーに接続する際に使用します。

他の項目は設定する必要ありません。理解している場合のみ設定を変更するといいでしょう。全て設定し終えてから[OK]を押すとリモートデスクトップサーバーとして動作が開始されます。

Brynhildrのアイコンをクリック
Brynhildrのウィンドウが閉じられますが、タスクバーに格納されているBrynhildrのアイコンをクリックすると再表示できます。

サーバーに接続する

サーバー側の設定が完了したらクライアント側から接続してみましょう。

「Mode」を[Client]に切り替える
「Mode」を[Client]に切り替えてください。

次にサーバーのIPアドレスを入力します。

サーバーの IP アドレス
入力するサーバーの IP アドレスは、サーバー側のBrynhildrから確認可能です。

同じWi-Fiに接続している場合は上のIPアドレスでも接続可能です。異なるWi-Fiに接続した状態でリモートデスクトップ接続する場合は2行目のIPアドレスを入力してください。

サーバー側で設定したパスワードを入力
サーバー側で設定したパスワードを入力します。

あとはデフォルト設定のままで構いません。そのまま[OK]を押すとリモートデスクトップが開始されます。

接続さえできれば普段パソコンを触るときと同じようにサーバー側のPCを遠隔操作できるようになります。

つながらない場合はセキュリティソフトのファイアウォール機能によってポートがブロックされている可能性があるので、接続に失敗した場合はBrynhildrで使用しているポート番号(デフォルトなら55500)が解放されてるかどうか確認するようにしてください。


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