Brynhildrの特徴
Brynhildr(ブリュンヒルデ)とは、非常に軽量なリモートデスクトップフリーソフトです。
インストール不要で使うことができるほか、インストールサイズがわずか1MBもありません。動作も軽く、高速で動作します。
リモートデスクトップと言うと複雑な設定項目がたくさんあることが多かったり、サーバー側とクライアント側でソフトウェアが分かれていることが多いのですがBrynhildrはサーバーとクライアントが一つの実行ファイルにまとめられており、とにかくシンプルな作りなのが特徴です。
シンプルでありながらリモートデスクトップとしての機能はしっかりしており、通信もBlowfishアルゴリズムでしっかり暗号化されています。そのため勝手に通信が盗聴されてデータが盗まれる心配もありません。
また、Windows起動時に自動実行させられるため、軽量のリモートデスクトップソフトとして評価は高いです。
Brynhildrのダウンロード
Brynhildrは「リモートデスクトップのエンジニアブログ」からダウンロード可能です。
リモートデスクトップソフトなのでサーバー側とクライアント側両方にダウンロードしておいてください。
Brynhildrの使い方
それでは早速Brynhildrを使ってリモートデスクトップをしていきましょう。
サーバー設定
リモートデスクトップするためにサーバー側のセットアップを行います。まずはサーバーとなるPCで以下の操作をしてください。
他の項目は設定する必要ありません。理解している場合のみ設定を変更するといいでしょう。全て設定し終えてから[OK]を押すとリモートデスクトップサーバーとして動作が開始されます。
サーバーに接続する
サーバー側の設定が完了したらクライアント側から接続してみましょう。
次にサーバーのIPアドレスを入力します。
同じWi-Fiに接続している場合は上のIPアドレスでも接続可能です。異なるWi-Fiに接続した状態でリモートデスクトップ接続する場合は2行目のIPアドレスを入力してください。
あとはデフォルト設定のままで構いません。そのまま[OK]を押すとリモートデスクトップが開始されます。
接続さえできれば普段パソコンを触るときと同じようにサーバー側のPCを遠隔操作できるようになります。
つながらない場合はセキュリティソフトのファイアウォール機能によってポートがブロックされている可能性があるので、接続に失敗した場合はBrynhildrで使用しているポート番号(デフォルトなら55500)が解放されてるかどうか確認するようにしてください。