WebMファイルとは?
インターネット上で動画ファイルをダウンロードしたら、「.mp4」などの動画ファイル形式ではなく「.webm」という拡張子のファイルがダウンロードされる場合があります。このWebMファイルとは、Googleが開発したオープン・ロイヤリティフリーの動画コンテナフォーマットです。Webに親和的で軽量・高品質を両立したフォーマットとなっています。姉妹フォーマットには静止画用の「WebP」というものもあります。
WebMファイルは、映像コーデックにVP8・VP9・AV1、音声コーデックにVorbis・Opus・メディアコンテナはMatroskaのサブセットを使用しています。主にHTML5ベースの動画として使用することを目的として開発されており、旧来の動画プレイヤーでは再生できない・再生しても音が出ないといった状態になることがあります。この記事では、Windows10でWebMファイルを再生する方法をご紹介していきます。
Windows10でWebMファイルを再生する方法
ブラウザでWebMファイルを再生する方法
WebMファイルはHTML5ベースのWeb専用・ネットストリーミングに対応したファイルです。そのため、Google Chrome・Mozilla Firefox・Safari・Microsoft Edgeなどのブラウザにドラッグ&ドロップすることで再生することができます。意外かもしれませんが、Internet Explorerでも再生することができます。
フリーソフトを導入してWebMファイルを再生する方法
VideoLANの開発しているフリーソフト「VLCメディアプレイヤー」を導入することで、特に設定やコーデックの追加などを行わなくてもWebMファイルを再生することができるようになりますよ。VLCメディアプレイヤーは下記リンク先のVideoLAN公式サイトからダウンロードすることができます。
VLCメディアプレイヤーの細かいショートカット操作などは下記リンク先の記事にて説明していますので、ぜひご覧ください。
VLCメディアプレイヤー以外にも、「Media Player Classic」というフリーソフトでもWebMファイルの再生に対応しています。Media Player ClassicにはHC(Home cinema)とBE(Black Edition)の2つのバージョンがありますが、どちらでもWebMファイルを再生することができます。