Microsoftアカウントを削除したらどうなる?
Windows10で使っているMicrosoftアカウントを新しく作成し、以前使っていた Microsoftアカウントを使わなくなった場合、そのまま放置しておくとセキュリティリスクが付きまとう可能性があります。
そのため、完全に使わなくなったアカウントを削除して誰もアクセスできないようにしておくべきでしょう。
ですが、Microsoftアカウントは様々な場面で使われています。何も考えずにアカウントを削除してしまうと取り返しのつかない事になってしまうかもしれません。
まずは、Microsoft アカウントを削除するとどうなってしまうのか、いくつか見ていきましょう。
購入履歴がすべて削除される
Microsoft アカウントを削除すると購入履歴が全て削除されます。
これにはMicrosoft Officeのサブスクリプションライセンスも含まれます。
そのため、サブスクリプションライセンスが残った状態でMicrosoft アカウントを消去してしまった場合、Word・ExcelなどのOfficeアプリの機能が制限されてしまい、編集することができなくなってしまいます。
ほかにもストアアプリの購入履歴もすべて削除されるので、もう一度同じ有料アプリを使う場合は再購入しなければなりません。
作成時に取得したメールアドレスが無効化される
Microsoft アカウントを削除すると、アカウント作成時に取得したホットメールアドレスやMSNアドレスなどのメールアドレスが無効化されます。
メールを送らないからメールアドレスが無効化されても特に問題がないと思う方もいるかもしれませんが、そういう方でも困るケースがあります。
もし、他のサービスでパスワードを忘れたとしましょう。そのときパスワードの再設定に使用するメールアドレスが、Micorosftアカウント作成時に取得したものだった場合どうなるでしょうか。
当然、そのメールアドレスはもう存在しない・メールを見ることができないため、パスワード復旧・再設定用のメールを受け取ることができません。
そのため、他のサービスでMicrosoft アカウントのメールアドレスを設定していた場合は、Microsoft アカウントを削除する前に全て変更しなおす必要があります。
変更しなくてもサービスを引き続き利用できますが、いざという時に困ってしまうので気をつけましょう。
外部サービスで連携機能が使えなくなる
サービスの中には、Microsoft アカウントを使ってログインすることでアカウント作成が省略される・ログインできるものがあります。
Microsoft アカウントを削除すると当然そういう時も使えなくなります。
そのため、Microsoft アカウントを使ったログイン方法しか用意していない、メールアドレスとパスワードでログインするためのパスワードを覚えていないとサービスにログインできなくなってしまう可能性があるでしょう。
Microsoftアカウントを削除する方法
Microsoft アカウントを削除する場合は、Microsoft アカウントにログインしたホーム画面を開きましょう。
ログイン状態を確認できたら、以下のページを開きます
最後に[アカウントを削除する]を押すとアカウントが削除されます。60日が経過すると完全に削除され、復旧もできなくなります。
これでマイクロソフトアカウントの削除・退会が完了しました。