DLLファイル(拡張子.dll)とは?
パソコンを使用していて、「.dll」という拡張子のファイルについて気になることがありませんか?このファイルは「DLL(Dynamic Link Library・ダイナミックリンクライブラリ)」と呼ばれるものです。DLLはWindowsだけでなくMac OSやLinuxなど様々なOSで実行ファイルに連結されているライブラリファイルのことを指しており、Mac OSでは「.dylib」・Linuxでは「.so」ファイルが当てはまります。
Windowsにおいては様々なアプリケーションが共通して利用するためのプログラムをまとめているもので、Windowsに対応したアプリケーションを開発している開発者にとっては自分でDLLを開発する必要がないため便利に扱われています。
アプリケーションを使用する際に、実は実行ファイルである.exeファイルだけでは動作しておらず、このDLLファイルを組み込んで初めて動作するようになるわけです。分かりやすく説明するために車に例えると、実行ファイルである.exeは車ですが、その車のパーツとして様々なDLLファイルが存在しているといった形になります。
パソコンでアプリケーションを実行しようとした際に、「~.dllが見つかりません」とエラーメッセージが表示されることがありますよね。この場合は必要なDLLファイルがないためにアプリケーションが起動できないということを指しています。この場合は、そのDLLファイルを梱包しているライブラリをインストールすることでアプリケーションが実行できるようになりますよ。下記リンク先の記事ではそれぞれPCゲームなどが動作しない場合に必要なDLLの導入方法を説明していますので、当てはまる方はぜひご覧ください。