H2testwでUSBやHDDなどの容量偽装を確認する方法!

H2testwでUSBやHDDなどの容量偽装を確認する方法!

USBメモリやHDDを使用していて、表記されている容量より少ないと感じたことはありませんか?容量偽装を疑った場合は、H2testwで容量確認してみましょう。この記事では、H2testwでUSBやHDDなどの容量偽装を確認する方法をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. USBやHDDなどの容量偽装を確認したい
  2. H2testwの導入方法と使い方

USBやHDDなどの容量偽装を確認したい

安価なUSBメモリや内蔵/外付けHDDを買って使用していると、何だか上手くデータが保存できないというシーンもあるかと思います。出所不明なノーブランドのUSBメモリやHDDは、容量偽装が行われていて本来は少ない容量なのにそれよりも多い容量が表記されていることがあります。

そこで、メディア容量のチェックを行うことのできるフリーソフト「H2testw」を使用して容量偽装されていないかどうか確認してみましょう。この記事では、H2testwでUSBやHDDなどの容量偽装を確認する方法をご紹介していきます。

H2testwの導入方法と使い方

ダウンロードリンクをクリック
それでは、H2testwの導入方法と使い方を説明します。まずは下記リンク先のソフトウェア配布サイトにアクセスして、「ダウンロード」タブをクリックしましょう。ダウンロードリンクが表示されるので、リンクをクリックすればH2testwがダウンロードされますよ。

※数年更新がないので、ブラウザが危険なファイルと判断してダウンロードが中断されることがあります。この場合は手動でダウンロードを許可しましょう。

H2testw 1.4 | ダウンロードと使い方 | ソフタロウ
「h2testw.exe」を開く
ダウンロードした「h2testw_1.4.zip」を解凍するとフォルダが作成されるので、フォルダ内の「h2testw.exe」を開きましょう。スタンドアロンのアプリケーションなので、インストールしなくてもそのまま起動します。
言語を「English」に設定→エラーチェックを行うストレージを「Select target」で指定→「all available space」を選択→「Write +Verify」をクリック
H2testwが起動します。デフォルトで言語がドイツ語になっているので、まずは「English」をクリックして言語を「English」に設定しましょう。続いて「Select target」をクリックしてエラーチェックを行うストレージを指定します。

「Data volume」の項目は「all available space」が全領域のチェックなので、こちらを選択します。あとは「Write +Verify」をクリックしましょう。

もし検査したいストレージが空でない場合は警告メッセージが表示されます。「OK」をクリックすることでそのままテストが始まりますが、正確にテストを行いたいのであれば事前にファイルの削除を行って空の状態にしておくことをおすすめします。
H2testwによるテストが始まります。進捗率はウィンドウ下部に表示されているプログレスバーで確認可能です。あとはテストが完了するまで待ちましょう。
テストが完了すると、書き込みにかかった時間が「Writing」に、検査時間が「Verifying」に表示されます。また書き込みに関しての詳細情報もテキストで出力されます。もし容量偽装などエラーが起きている場合は、メッセージ部分の背景が赤色になり「The media is likely to be defective.(このメディアには欠陥があります)」・「~DATA LOST(~のデータ破損があります)」と報告が表示されます。

また、「Copy to clipboard」をクリックすることでクリップボードに情報がコピーされるので、メモ帳などのテキストエディタに貼り付ければテストの結果を保存することもできますよ。

H2testwのテストデータは自動削除されずに残ったままになるので、テストを行ったUSBメモリ・HDDをエクスプローラーで開いて削除しましょう。ファイル1つにつき1GBほどのデータになっているため、放置するとデメリットしかないのでできるだけ早く削除しておくことをおすすめします。

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